フィルムカメラでマジックアワーを撮る
お世話になっております。
写真事務所プリズムライン、専従者のmoeです。
夏がぐっと身近に感じられるようになって、雨が降ったり、気温がぐんぐん上がって陽射しが厳しかったりする毎日です。
梅雨時ですが、これが終わると本格的な夏が始まります。
今回は私なりの「写真で夏を楽しむ方法」のお話をさせていただきます。
ずばり夏は写真を撮るのには、最高の季節です。
陽射しはキラキラしているし、影も濃くて面白い。
そして何より楽しみなのが、夕景です。
夕景は夕景でも、日没前の数十分みられるマジックアワー。
このマジックアワーを写真に残すことができると、幸福度が上がります。
夏は特に、ゲリラ豪雨が降った後などは、信じられない!というような景色をみられることが多いです。
そしてそれを写真に残すことが、写真家にとっては贅沢でかけがえのない時間だと私は思います。
普段は、フィルムカメラで写真を撮っています。
35mmのカメラの時もあれば、中判サイズのローライフレックスを使うこともあります。
このマジックアワーは、フィルム感度(私は400のものを使っています)にとっては、もうかなり暗いです。
シャッタースピードも、1/2とか1/4とかです。
ブレても綺麗だったりするので、三脚などは使わずに、「きれい!」と思った感情の赴くままに撮影するのがとにかく好きです。
私が撮った写真はこんな感じです。
どれも違った雰囲気の空は見ているだけでもとても面白いです。
ネット上で"マジックアワー”と検索すると、本当にうっとりするような綺麗な写真がたくさん出てきます。
でも・・・
自分の写真は、あそこまで綺麗には撮れません。
それでも、シャッターを押した時の「きれい!」と思って感動した気持ちや、撮ってすぐに確認できないフィルムのドキドキ感も相まって、現像した後にみる自分の写真は、どんなにブレていても、明るさが多少合っていなくても、愛情が湧くはずです。
夏の暑さにやられて日中は外に出る勇気が湧かなくても、
日没前の数十分なら、カメラを持って出かけてもいいかなと思えます。
でも、本当に贅沢で私が大好きなのは、
ビールを夕方から飲んで、窓の外を眺めながら、空の色がどんどん変わっていく様子を音楽でも聴きながら観察して、「そろそろかな」とか「きたきた!」って時に、カメラを取り出して撮影するのが好きです。。。(出不精ですみません)
空の表情は毎日変わるので、それを逃さず写真に収めることができると、幸せボルテージが確実に上昇します。
マジックアワーを楽しみに夏を過ごすのも、写真を楽しむ方法としておすすめですよ。
今回はこのあたりで。
次回も引き続きよろしくお願いいたします。
写真事務所プリズムライン
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