アートめぐり 光琳 国宝「紅白梅図屏風」×重文「風神雷神図屏風」
尾形光琳の『風神雷神図屏風』に会いに静岡にあるMOA美術館へ行ってきました。
あいにくの雨で、普段は海が見えるだろう窓からは、霧の海が見え、それはそれで幻想的でよかったです。
まずはりっぱな黄金の茶室を見つつ、展示作品へ。
風神雷神図屏風以外にもたくさんの展示がありました。
俵屋宗達も尾形光琳のも虎はちょっとひょうきんで、怖さに欠けます。
大学の時に、授業で取り扱われた『色絵藤花文茶壺』の実物を初めて見ました。
熱海のMOA美術館にあることを知らなかったです。華やかでとても美しいですね。
酒井抱一の色鮮やかな掛け軸がとても美しいです。
そしてたくさんの素敵な作品を見た後、ついについにご対面へ。
『風神雷神図屏風』は、俵屋宗達の模写ではあるものの、やっぱり迫力がありますね。『紅白梅図屏風』は、光琳の集大成とも言われる作品ですが、『風神雷神図屏風』との関連性指摘されているそうです。
2つの屏風を一緒に見る機会がないので、感無量。本当に見れてよかったです。
現代の画家による風神雷神図もそれぞれ個性があって面白いです。
もちろん井上凉さんの風神雷神図屏風デートも素敵です。恋のキラキラを国宝の屏風と掛け合わせるなんて、井上さんは天才だと思います。
グッズもたくさん買いました。
●風神雷神図屏風 長形葉書
●紅白梅図屏風 色紙
●びじゅチューン アクリルチャームとキャンバス
アクリルチャームは、なんとシークレットの井上さんが当たるというミラクル!
●びじゅチューン キーリング
展覧会を見終わった後は、館内にある茶室 一白庵でお抹茶を和菓子とともにいただきました。
本当に充実したアートめぐりとなりました。お能の公演もされているようで、もし機会があったら見学したい。もっと近くにあったら通うのにと思いました。
俵屋宗達や酒井抱一の風神雷神図屏風もいつかは絶対に見て見たいです。以前、尾形光琳も含めて3屏風一緒に展示された展覧会があったようですが、そんな機会はなかなかないものですね。