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海外から見た日本の異常な睡眠事情

こんにちは、かえでです。

とある睡眠についての本を読んでいて、

海外の人がどんな風に日本を見ているのか、気になったところがあったので記事にしてみようと思いました。


海外と日本の睡眠事情ってだいぶ違うんですよ。

睡眠時間も、認識も。

特に認識が違うから
日本は『睡眠不足大国』となっている
んだと思います。

睡眠時間の話をすると、
海外では
アメリカの睡眠時間は平均8時間30分、
急成長を遂げる中国・インドは
それぞれ9時間2分と8時間56分です。

僕たちの感覚からすると
寝すぎやん!
って思いますよね。

でも実際のところ、
アメリカも、インドも、中国も
山ほど優秀な人材を排出し続けています。

だから寝すぎているからと言って
決して怠惰なわけでもありません。

むしろ彼らの中には
『しっかり寝るからこそ
高いパフォーマンスが発揮できる』

という認識があるからこそ
寝ているのです。

例えば、睡眠時間が平均8時間22分の
ドイツの作業効率は、日本の1.6倍といわれています。

この作業効率の差は
とてもじゃないですが
1時間や2時間睡眠時間を削って
補えるようなものではありません。

むしろ、仕事での作業効率低下や
無駄なミスの頻発は
作業時間をさらに増やしてしまい、

自分で自分を縛り付けているような
状態になってしまっています。

認知症をはじめとした病気のリスクも上がります。

だから、海外の人から見ると
日本の満員電車の光景は
相当異常なものに映るそうです。

死んだような顔で
つり革につかまるサラリーマンや

座席に座った瞬間爆睡し始めるOLとか、
「寝不足なら帰って寝ろ」
ってレベルらしいです。

僕たち日本人の間では、
『睡眠時間を削ってでも頑張る』
って考え方があるじゃないですか。

むしろ
「6時間以上寝る奴は怠慢だ!」
くらいの勢いで。

そんな状況だから
長時間寝ることには
抵抗ありますよね。

でも、よく考えてみてください。

睡眠の他に削れる時間はないでしょうか?

夜帰宅してからというもの、

ゆっくりと夕食を食べ、
少しの間グダグダ。

テレビやYouTubeを見るのも日課だし、

寝る前のSNSのチェックは欠かせない。

よく考えれば削ることのできる時間なんて
たくさんあるんですよ。

でも削れないんです。
楽しいし、それがストレス解消になっているから。

しかし、実はこれは大嘘です。

スマホをいじるのは楽しいです。

気分的にはリフレッシュしている気になりますが、
実際はリフレッシュになんてならないし

むしろ尋常じゃないくらい
頭を使っているので
かなり疲れた状態になってしまいます。

だからむしろ
疲れる一方だし、
眠る前に電子機器をいじれば
睡眠の質は下がるし、
何もいいことはありません。

スマホをいじるより、
遥かに疲れをとる方法があります。

それが睡眠です。

疲れの取れ具合としたら
睡眠>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>スマホやテレビ
といった感じです。

もちろん、どうしてもやりたいことがあって
睡眠時間を削るのはわかります。

ただ、一度胸に手を当てて考えてみて下さい。

本当に睡眠時間以外に削れる時間はないのかと。

真剣に自分と向き合えたなら、
きっとあなたの過ごし方も、仕事への向き合い方も、きっと変わります。

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