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旧小那沙美島灯台|愛知県犬山市(明治村)


旧小那沙美島灯台|愛知県犬山市(明治村) 2022年12月12日 

 日露戦争の開戦直後の1904年(明治37年)に広島湾の小那沙美島(現在の絵の島)に建てられた。同年3月10日に点灯。1899年(明治32年)に海軍大臣より、海軍の一大拠点となっていた広島湾内への航路標識設置が要請され建設。要請された航路標識は小那沙美島ほかに安芸白石灯標、中ノ瀬灯標、屋形石灯標がある。日露戦争開戦直前から3か月という短い工期で建てられたため、5つの部分からなる組み立て式となっている。窓枠は真鍮製、灯火は白色不動灯だった。
現在は愛知県犬山市の明治村に移築保存されている。

『燈光 大正8年11月号』より

参考
『燈光』 2020年9月号(燈光会)


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