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#海外文学

書評とかレビューとかの目次

レビュー、書評に取り上げた書名を五十音でINDEXにしました (2024.3.29更新) ◆あ◆『アウトロー・オーシャン 海の「無法地帯」をゆく 上・下』イアン・アービナ『あかんやつら―東映京都撮影所血風録』春日太一『アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語』ナサリア・ホルト『アメリカは食べる。』東理夫『アランの戦争 アラン・イングラム・コープの回想録』エマニュエル・ギベール『ある犬の飼い主の一日』サンダー・コラールト『イエロー・バード』

フェルナンダ・メルチョール『ハリケーンの季節』|レビュー

ダ・ヴィンチwebにてフェルナンダ・メルチョール『ハリケーンの季節』((宇野和美:訳/早川書房)のレビューが公開されました。  

ダイナ・フリード『ひと皿の小説案内』|レビュー

ちょっと前に出た本ですが、紹介したかったのでダ・ヴィンチwebでレビューを書きました。 ダイナ・フリード『ひと皿の小説案内』(阿部公彦:監修・翻訳/マール社) 『ひと皿の小説案内 主人公たちが食べた50の食事』 ダイナ・フリード/株式会社マール社 定価 1,850円+税 内容紹介などは下記マール社公式サイトからご覧ください

『ある犬の飼い主の一日』|レビュー

ダ・ヴィンチwebにて、サンダー・コラールト『ある犬の飼い主の一日』(長山さき訳/新潮クレストブックス)のレビューが公開されました。

翻訳家・黒原敏行に訊く故・コーマック・マッカーシーの凄み|インタビュー

 2023年6月13日に亡くなられたアメリカの作家コーマック・マッカーシーの作品を長年翻訳されてき翻訳家・黒原敏行さんへのインタビューがリアルサウンドwebにて公開されました。

『光を灯す男たち』|レビュー

ダ・ヴィンチwebにて、エマ・ストーネクス『光を灯す男たち』(小川高義訳/新潮クレスト・ブックス)のレビューが公開されました。

疎遠だった母と他愛ない会話を交わした5日間。この物語には仕掛けが…! ユニークな構造に唸る『私の名前はルーシー・バートン』【書評】

ダ・ヴィンチニュース 特集〈自分にとって母親ってなんだろう!?〉にてエリザベス・ストラウトの『私の名前はルーシー・バートン』の書評を寄稿しました。 「母の日」が近づくと、離れていても自分の母親のことを思い出す。普段なかなか素直になれないけれど感謝の気持ちや昔の思い出、年齢やライフステージによる母親との関わり方の変化、実は”母親がしんどい”etc…「自分にとって母親ってなんだろう!?」特集をきっかけに、母親に対する今の思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

1960年代、黒人少年が更生施設で受けた暴力とは? 全米で話題『ニッケル・ボーイズ』が突きつけるアメリカの現実

webサイト「リアルサウンドブック」さんに書評がアップされました。

この日常にできたわずかな傷口から妄想や陰謀が侵食していく/【書評】『サブリナ』ニック・ドルナソ 藤井光・訳 早川書房

 『サブリナ』は、サブリナという女性の失踪事件を発端として関わる人間が徐々に追い詰められ、社会もSNSを通じて陰謀と妄想の不穏な空気が膨らみ主人公たちに追い討ちをかける。この日常にできたわずかな傷口から妄想や陰謀が侵食していく感じがグラフィックノベルでありながらとてもアメリカ文学的だ。  帯にはエイドリアン・トミネが絶賛との惹句が踊るが、まさしく初期のトミネの『スリープウォーク・アンド・アザー・ストーリーズ』のような渇いた気怠さを彷彿とさせ、絵柄は『キリング・アンド・ダイング

「後悔」と「言い訳」の釣り文学/『FlyFisher』2014年11月号

『FlyFisher』2014年11月号掲載  釣りに行く時はタックルと一緒に本を持っていく。実用系の本ではなく、随筆などのいわゆる釣文学と呼ばれる本である。 では釣場で読むかと言えば十中八九読まない。 文字を追うより魚を追っていた方が楽しいからだ。しかし、夕闇が迫り、浮かべたフライが見えなくなるのを合図に納竿し、テントの中でページをめくるのだ。一日を眠りにつくまで釣りに浸れる幸福感は格別なのである。 お酒が飲めない僕にとっての睡眠導入の役割も否定はできないが。 今回、釣