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灯台|Lighthouse

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すずきが訪れた日本の灯台の写真を記録しています。灯台を知るために灯台に関するコラムや記事なども書いています。 ※記事・写真の無断転載を禁じます This site record…
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#和歌山県

灯台INDEX

最終更新日:2024年11月25日 灯台マガジンのインデックス(随時追加) 訪れた灯台、コラム、記事などをインデックスしています。 ※灯台名横の(A~D)は明治期に建造された灯台を①歴史的・文化財的な視点、②土木・建築史的視点、③生活文化史的視点から『灯台施設調査委員会』(1985~1987)が判定・分類したランク。 コラム灯台の歴史《世界編》灯台の歴史《日本編》条約灯台|江戸条約・大坂条約灯台発祥の地|神奈川県横浜市 ◆北海道◆日高門別灯台|北海道日高町 2022年

樫野埼灯台|和歌山県串本町

樫野埼灯台(B)|和歌山県串本町 2023年5月2日 1870年(明治3年)6月10日に潮岬灯台の仮点灯と同時に点灯を開始。1866年(慶応2年)の改税約書(江戸条約)締結により建てられた8基の灯台のうちのひとつ。リチャード・H・ブラントンが手がけた最初の灯台であり、最初に築造された石造灯台。隣接する石造りの旧官舎もブラントンが日本で最初に竣工させた建物。石材は対岸の古座川町産の宇津木石。レンズは反射器付レンズを採用し、1933年(昭和8年)3月に二等二連閃光型フレネルレン

潮岬灯台|和歌山県串本町

潮岬灯台(A)|和歌山県串本町 2023年5月2日  1870年(明治3年)6月10日に樫野埼灯台同時に仮点灯。本点灯は1873年(明治6年)9月15日。1866年(慶応2年)の改税約書(江戸条約)により建設された8基の洋式灯台のひとつで、現在の潮岬灯台は二代目。初代はリチャード・H・ブラントンが設計した八角形の木造灯台だった。初代潮岬灯台は条約灯台としては唯一の木造灯台で、基礎から灯塔までの高さ23.9mは日本一高い灯台であった(神子元島灯台よりも20cm高い)。また隣接

紀伊日ノ御埼灯台|和歌山県日高町

紀伊日ノ御埼灯台|和歌山県日高町 2023年5月2日  1895年(明治28年)1月25日点灯。現在の灯台は3代目。平均水面から灯火までの高さは128mで和歌山県内の灯台で最も高い。  初代紀伊日ノ御埼灯台は紀伊水道を航行する船舶の指標とする沿岸灯台として日ノ岬の美浜町に設置された。1945年(昭和20年)7月30日に米軍機の爆撃により炎上大破し解体。戦後の1951年(昭和26年)7月12日に200m北東の位置に二代目紀伊日ノ御埼灯台が再建された。2012年(平成24年)に