5連戦折り返し!~観ていて楽しいサッカー~
4.17(SUN)明治安田生命J2リーグ 第10節
ファジアーノ岡山vsアルビレックス新潟(シティライトスタジアム)
1-1 引き分け
4.23(SAT)明治安田生命J2リーグ 第11節
アルビレックス新潟vsVファーレン長崎(デンカビックスワンスタジアム)
2-1 ホームチーム勝利(ホーム4連勝)
4.27(WED)明治安田生命J2リーグ 第12節
アルビレックス新潟vsいわてグルージャ盛岡(Dビックスワンスタジアム)
2-0 ホームチーム勝利(2連勝・ホーム5連勝)
今回は試合が立て続けに5連戦という事で折り返しの3試合目で記事を書くことにしました。私としては試合レポートより+αで記載している事の方がメインくらいの気持ちでやってるので試合の細かな分析は戦術が変化した試合や新しい取り組みが見られた時のみ書かせて頂きますね。
ちなみに今回は最近のJリーグの特徴としてボールを大事にするサッカーが多く見られるのでその辺について今までとの違いなどを語っていこうかと思います。
試合レポート
守護神小島、完全復活!!
この3試合負けなしで好調のアルビ。スコアを見ると3戦合計で5-2と失点もあり危なげなかったんじゃない??と思うかもしれない。というか危なげなかったのは事実。ただその一方でサポーターから信頼を勝ち取った男がいるのも事実だ。
今シーズンフル出場中の小島亨介、昨年は怪我の影響もあり阿部航斗がシーズンを通してほとんどの試合で活躍して見せた。そんな中で始まった今シーズン、失点シーンのほとんどがDFとの連携ミスなどによる失点でどこか不安要素として扱われるようになっていた、、、、
そこで迎えた5連戦、初戦の岡山戦では勝利までに至らなかったものの勝てていれば小島がMOMで確定と誰もが確信するほどのプレーを連発した。
正直岡山の攻撃陣は破壊力がすごく今回の1失点もその個人のパワーに押し切られての失点だった。だが折り返して迎えた後半からはスパーセーブを連発してチームを救ってくれた。次の長崎戦でも相手の外国籍選手に圧倒され失点してしまうものの小島は試合を通して安定したプレーぶりで逆転勝利に貢献した。
そして3戦目の盛岡戦。この日は無失点に抑えた。中でも注目を集めたのは彼の左足。ゴールキックやビルドアップ時にスピードも精度も抜群のフィードで何度もゲデスのポストプレーを活かし続けた。
攻守ともに成長し続ける小島には今後もゴールを任せることになりそうだ。
勝負強さが光ったALBIREX
攻守ともに活躍しているのは小島だけではない。
先ほども言ったが3戦合計5得点2失点で内2失点とも崩された訳でもなければ目立ったミスがあったわけでもない。これが何を意味するかというと彼らはコンスタントに安定した守備を続けているという事。特に驚いているのはSBの守備。両SBともうまくローテーションして連戦を熟しているが誰が出ても守備力が落ちない!もちろん攻撃にはそれぞれの特徴があり、まだまだ課題は残るが3試合すべてでほとんどサイドからの突破を許していない。
特に盛岡戦での泰基のガッツには感動でしかなかった。(攻撃面は置いといて)中央には最強2ボランチを中心にしっかり守っているので崩されるシーンが少ないのも必然的である。海斗や三戸ちゃんの前線でのプレスも見物だ。
そして攻撃面。まずはシーズン当初からの課題であったセットプレーだが田上を中心にチャンスを度々作り出し岡山戦、長崎戦とセットプレーから得点が生れている。これは成長の証だ。
そんな中ここまで絶好調だったここまで5得点の海斗だがこの3連戦では1点のみ。それでも3試合5得点と素晴らしい攻撃力を見せたチーム。5得点のうち複数得点者なし。至恩が2アシストした以外はアシストも含めてすべて違う選手が直接関与している。こんな素晴らしいチーム状況を称えたい。
誰がゲームに出ても点が取れて守備も熟せる。チームの状態は今絶好調と言って良いだろう。この後の2連戦とその後のシーズンがますます楽しみだ。
目指せ観戦拡大!!
今回は現代のサッカーの”戦術トレンド”に沿って観ていて楽しいサッカーとは何なのか個人の見解で定義させて頂きます。
現代と過去のサッカー
最近のJリーグではボールを大事にするサッカー、いわゆる”ポゼッションサッカー”がトレンドになってきています。数年前までは堅守速攻という言葉のようにがっしり構えてカウンターを狙うチームがほとんどでした。この時は身体能力の高い外国籍選手が今以上に活躍の場を与えられていました。逆にそれに頼っていたという言い方もできます。(ここ最近日本代表が強くなったのもこの変化が影響しています)Jリーグのサポーター、ファンの層は40代以上の年配の方が占めていて”トレンド”についていけない人が多くいるのが現状です。
このトレンドを把握している人とそうでない人との差が代表戦などの視聴率にも影響していると私は思っています。
決して明確ではないピンチとチャンス
現代のトレンドである”ポゼッションサッカー”。この戦術の特徴として後ろからボールを繋ぐ。じっくりと攻撃する。というものがあります。このサッカーはボール支配率が高くなり試合を通して90分間に何度もピンチを招くという事が自然と少なくなります。そしてもう一つ数年前との決定的な違いで攻撃のタイミングを伺いながらボールを長く保持している分、ボールを保持している時間に対してチャンスの時間が以前より少なく感じてしまいます。
ただこれはそう”感じているだけ”なのです。実際は一発カウンターのサッカーよりも確実に得点機、チャンスは増えています。
この感覚の差はカウンターはチャンスだと”一目でわかる”一方でポゼッションサッカーは常に相手が前にいる状態なので数的優位などのチャンスをパッと見で理解できず、頭を使って観ていないと少し理解し難いものとなっています。ではトレンドを掴めてない人はどうやって楽しめばいいの?ってなりますよね。
スタジアムの雰囲気から感じる現代の楽しみ方
ここまで焦らしましたが実は楽しみ方は簡単です!先に言えよ!!って感じですよね(笑)ぼくもそう思います。
早速ですが楽しみ方と観ていて楽しめるサッカーとはというところで話していきます。まずスタジアムで観戦していてお客さんが拍手などリアクションをする場面です。一つ前の話を踏まえて紹介させて頂きます。
~大きく分けて3つ!!~
1つ目は”ピンチからの脱出”、自陣ゴール前でのプレーや相手に囲まれた時はいつ失点するかわかりません。そこから安全な状況に変化したら安心感と共に打開した選手たちを称えましょう!
2つ目は”闘志あふれるプレー”です。FWの選手が全力でボールを追ったり白熱した対人プレーが起きた時には全力で選手を応援しましょう!
3つ目は”シュートを放った時”、最大のチャンスです。サッカーはとにかくシュートを打てば状況が変わります。得点の匂いがする時は一番の盛り上がりどころです!!!
結論ですが、この3つからも分かる通り”選手の熱が伝わってくる試合”が一番楽しめるという事です。よく走る選手、ガッツのある選手が好きになる日地が多いのもこれが理由なんじゃないかな。
アルビレックス新潟はチームとしても選手個人も闘志あふれる選手がたくさんいるので見どころ満載ですね!
5連戦後半の注目ポイント
ここまでお読み頂きありがとうございました!
貴重な時間を頂いてしまいましたが無駄のない時間を提供できたならうれしい所存です!
これからもアルビレックス新潟の試合と共にサッカーの面白さを発信していくので見ていってください!
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