リノベ日記-10 「RE-The Renovation Will Not Be Televised」
[Day 17] 解体 2013年5月17日金曜日
粉塵を舞よわせながら解体工事が始まった。朝、親方にどこを残すかを伝える。どこを壊すか、ではなくどこを生かすのか?という質問に職人気質を感じた。
数名の職人を引き連れて、間仕切りなどがみるみる解体されていく。やはり、プロの仕事。躊躇なく物が形を崩して無くなり、コンクリートの面が出てくる。
お昼を挟んだ頃には、部屋は形を変えて本来持つ広さを見せはじめる。仕切りの壁がなくなり、作り付けの棚もなくなる。図面から引き出した想像より体感的に広く感じた。友人と思わず、前は出来なかった反復横跳びをしてしまったぐらい。3人ぐらいならパス交換も出来そう。そして、壁がなくなったことで、空間全体に陽が入り明るい。
昼過ぎには友人が解体される模様を撮影に来てくれた。開始二日で大物が解体される予定。躯体に戻す事で新たに見えてくる問題もあるだろうけど、これからは空間に引き算ではなく足し算で考えられるのは嬉しく楽しい。
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