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水牛を殺して唐辛子を惜しむな_ฆ่าควายอย่าเสียดายพริก

突然ですが皆さん『世界三大スープ』をご存知ですか。世界三大スープは、三大スープって言っているのに実は3つと決まっておらず美味しいスープが4つも挙げられていることに驚きを隠せないまるやまです。

いやいや三大スープちゃうんかいっ!!て話し何ですが世の中に美味しいスープが3つ以上あるから仕方ありませんねw

ロシア(ボルシチ)
テーブルビートとタマネギ、ニンジン、キャベツ、牛肉を煮込んだウクライナの伝統的なスープです。テーブルビートとは赤カブのような見た目の野菜ですが、アカザ科なのでカブの仲間ではありません。真っ赤な根の部分にはビタミンCがたっぷり含まれています。寒冷地であるウクライナやロシアではすぐにエネルギーになる良質な炭水化物を摂取し、体温を上げる必要があります。それを叶えてくれるのがボルシチ。飲んですぐに温まることができ、糖分で体温を上げることも可能。加えて煮込まれている野菜たちのビタミン類まで摂取できるので、栄養満点のボルシチは寒冷地に暮らす人々にとって欠かせない料理となりました。
フランス(ブイヤベース)
南フランスで愛されてきた伝統的なシーフードメニューです。特にマルセイユあたりでは盛んに食べられています。元来は漁師料理で、漁から戻って市場で売り物にならない魚介類を使って作られました。鱗を取り除いた新鮮な魚と、エビやムール貝などの具材を、トマト味のスープにハーブで香りを付けながら煮込んで完成
中国(フカヒレスープ)
中国では明の時代からフカヒレを料理に取り入れ始めたそうです。特に潮州(ちょうしゅう)料理ではフカヒレが頻繁に取り入れられています。潮州とは広東省(かんとんしょう)に属する地方のことで、潮州料理の特徴としては「乾物や魚、塩などを使っている」「旨味を際立たせた塩味」「調理方法は『煮る』ことが多い」が挙げられます。とろみと塩味と旨味がおいしいフカヒレスープですが、実は主役のフカヒレ自体には味がありません。フカヒレは味ではなく、軟骨魚に特有の柔らかなちゅるっとした食感を楽しむものなので悪しからず。 
タイ(トムヤムクン)
レモングラスの風味が特徴的なタイの伝統的なスープ。日本人にはあまり馴染みのないクセのある味なので好き嫌いは分かれますが、人気は高く、タイ料理店でも人気メニューの1つですよね。ちなみにこの料理名は、「トム」=煮る、「ヤム」=混ぜる、「クン」=エビのことです。鶏がらスープにレモングラスやヘッドファーンなアドのハーブ類、ナムプリック・パオというタイのチリソースのような調味料、ココナッツミルク等を加えたスープで、エビを煮込んで作ります。

と言うことで今日のお昼はトムヤムクンヌードルを美味しくいただきました。

今までずっとシーフード派一本で来ていましたが、ここ最近はトムヤムクンにハマっています。さすが世界三大スープの一つですね。

この流れで本日は、タイの名言(ことわざ)を紹介したいと思います。



水牛を殺して唐辛子を惜しむな


ฆ่าควายอย่าเสียดายพริก カー クワーイ ヤー シィアダーイ プリッ(ク)


楽して儲けようと考えてしまいがちなタイ人への戒めの名言だそうです。大きな目標の為に小さなことをする事を惜しんではいけないという意味になります。

細部にこだわらないと全体のクオリティーが下がる。
基礎がないがしろにされていると足元から崩れる。

当たり前のことを当たり前に継続できる人間でありたいです。

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