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05.ガネーシャから学ぶ成功者の頭の中とは

参考著書:夢をかなえるゾウ
著  者:水野 敬也(みずの けいや)

少しずつ難易度が上がってきていますでしょうか。どの課題も無意識に日々を過ごしていると通り過ぎてしまうものばかりですね。この無意識を意識的に行動を起こせるだけでかなり成長している気がしてしまいます。

今日の課題はこちらです。

課題05 会った人を笑わせる

本書抜粋)
「笑わせる、いうんは、『空気を作る』っちゅうことなんや。場の空気が沈んでたり暗かったりしても、その空気を変えられるだけの力が笑いにはあるんや。ええ空気の中で仕事したら、ええアイデアかて生まれるし、やる気も出てくる。人に対して優しゅうなれるし、自分のええ面が引き出される。それくらい空気いうのんは大事やし、笑いって大事なんやで」

本書ではサウスウエスト航空共同創設者の一人、ハーブケレハー氏のユーモアな話が紹介されています。

ことの発端は1992年、サウスウェスト航空が宣伝文句として使った“Just Plane Smart”というフレーズに対して、スティーブンス・アビエーションが“Plane Smart”を先に宣伝文句として使用していると商標侵害を訴え出たことに始まりました。しかし、サウスウエスト航空は、その宣伝文句の使用中止も、法廷で争うこともせず、代わりにCEO同士が腕相撲で決着をつけることを提案しました。

<ルール>
3回勝負で2回勝った方が宣伝文句の使用権を得る。
1回負けるごとに5000ドルを相手が指定する慈善団体へ寄付する。


当時は“Malice in Dallas” (ダラスの対決)として、話題になりました。

このユーモアある解決方法が微笑ましいと、海外掲示板では評価する声が多数上がりました。結果、サウスウェスト航空のCEOであるケレハー氏が負けました。しかし、すぐにスティーブンス・アビエーションのCEOであるカート・ハワールド氏が、サウスウェスト航空にも宣伝文句を使用していいことを認めました。結果として両者とも商標を使用できることになり、さらに15000ドルが慈善団体に寄付されました。どちらにとっても良い宣伝になり社会貢献にもつながる素敵なお話です。

人の『感情は伝染する』と思います。楽しく、明るく過ごしている人の周りには人が集まり楽しく過ごせるし、カリカリ、イライラしている人の周りは空気が悪く気分もよくありません。

まずは無理にネタを仕込んで笑わせる必要はなく、相手のために何ができるか。を考えながらいつも”楽しい””嬉しい”感情で周りを笑顔にできるといいですね。

課題01 靴を磨く
課題02 コンビニのお釣りを募金する
課題03 食事を腹八分でおさえる
課題04 人が欲しがっているものを先取りする
課題05 会った人を笑わせる





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