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欲の少ない人は苦労が少ない。欲の多い人は苦労も多い_釈迦
死生観…生きることと死ぬことに対する考え方、または判断や行動の基盤となる生死に関する考えのことです。誰にでも死は訪れるものですが、死後の世界は未知の世界でもあります。そのため、人の死に対する考え方や価値観などは個人で異なります。死について考えるきっかけも人それぞれです。例えば身近な人が亡くなったり、事故や病気で生死をさまようような体験をしたりして、死について考えることがあると思います。
ふっとそんな死生観について考えていたまるやまです。
死を迎える時、どのような場所でどのように死を迎えたい。と考えたことはありますか。また死後その魂はどのようになるのか…魂だけのこり幽霊となるのか、極楽浄土に行き転生をするのか。まだ幼少期(小学生1年〜2年生)に寝る前そんなことをあれこれ考えて泣き出し眠れなくなったことを思い出しましたw
今日は死生観に因みに『仏教』の中の釈迦の言葉からひとつ紹介いたします。
欲の少ない人は苦労が少ない。欲の多い人は苦労も多い
左)釈迦 右)イエス
「小欲の人は苦労が少ない、多欲の人は苦労もまた多い」というお釈迦様の言葉です。仏教には「少欲知足」という言葉があります。「必要最低限の物があれば十分なのだ」という事を知ることが大事という考え方です。
かつて栄華を極めた国は、ギリシャ、ローマ帝国、古代中国などいくつもあります。しかし、多くを求め過ぎ、自分たちは特別なのだ、幸福になってあたりまえだという考えが蔓延した残念な共通点も持っています。
…結果、政治が腐敗し、国がなくなりました。
ここからは個人的な解釈ですが、『欲』について決して悪しきものだとは思いません。欲があるからこそ、行動エネルギーにつながり活力になると思います。
しかし、この『欲』がコントロールできず『欲』に溺れてしまう状態が悪しきものだと考えます。欲にまみれて自分たちが特別だと主張しだした時点で考え方も在り方もゼロにして初心に戻らなければいけません。
多くを求める事は決して悪いことではありませんが、すでに自分の前にある幸せに目を向けて感謝する事から始めるのはいかがでしょうか。その上でまだ何か足りないと思うのであれば、周りに感謝しながら次の『欲』を追いかけることをお勧めします。