読書感想文「憂鬱でなければ、仕事じゃない」見城 徹、藤田 晋
僕の勤めているFusicには、良書探究会というイベントがあります。
次回の本はこちら。
感想3つ
1. 自分の背中を蹴飛ばしてくれた
2022年の暮れ、今年も頑張りはしたけど来年はもっとヒリヒリしなきゃな、具体的にはどうすればいいかなと思案していたとき、たまたま次回の課題図書として決まったこの本。「憂鬱でなければ、仕事じゃない」というタイトルからして、自分にプレッシャーをかけてくれるのではないかなという期待を持って読んだ。そして、その期待は見事に応えられた。
2023年に、惰性で仕事をしていては達成できないことを目標に掲げようと思った。ピカソの奇想天外に見えるキュビズムは、若い頃に写真と見紛うほどの詳細なスケッチをしていたという強固な基礎があってこそ。まずは基礎だ!という章に影響されて、AWSはspecialtyの中で迷うのではなく、まずはアソシエイトにターゲットを絞ることにした。また、基本情報技術者試験を受けることに決めた。
この本に影響されて立てた今年2023年の目標はこちらのnoteに。
2. 他人との付き合い方
掃除のおばちゃんに本をすぐ送って約束を守る、万が一名刺を切らして渡せなかったら非礼を詫びる一筆と共に速達で送る、かけた電話を先に切らない、仕事をしたい相手に何通でもしつこく手紙を送る、作家の本を本人の前で暗誦する…。最後のはちょっと真似できそうにないが、今後、本当に自分が付き合いたい相手が現れた時に参考にしたい。
3. ジム行ってみようかな…
西新橋の2人で10万円するご飯屋さんに週一通う、ビンテージギターと同じくらいの価格レンジ感であるワイン、DRC(ロマネコンティ)をご褒美に嗜むなど、僕の住んでいる世界とは違う人たちの生活を垣間見えたのはおもしろかった。
確実に僕よりも忙しいはずの見城さんと藤田さんが週6でジムに通っているという…。見城さんは、会社が買収されてしまうかもしれないという難局にあっても、ジムは欠かさなかったらしい。すごい。
僕はいつも運動を後回しにしてしまい、最近はまた忙しいという言い訳をして、自宅トレーニングも回数が減りがち。僕もジムに行ってみようかな。もっとも自宅トレで十分だっていう話もあるけど→自宅だけの筋トレでもちゃんと筋肉は発達するの?(パレオな男ブログ)。
最後に
一番よかったのは「どんどん自分を追い詰めてこうぜ!え、憂鬱?それが普通だから!」というドSだか、ドMだかな、もう一人の自分を宿せたことです。頑張ります。