フラメンコ・ソロ Live 2度目 成功(遅ればせながら…)
5月に無事済んでから色々あり過ぎて今更感はあるのですが、一応記録は残しておこうと思います。そうして区切りをつけたら、note の場は「絵描き道中・録」にフォーカスする方向にします。マルチとはいえ、絵が1番年数浅いので、地固めに専念したい欲がムクムクと最近湧いてきましたので。
さて、前置きはともかく…。
コレは一昨年のソロ・デビュー戦。↓
で、この1年半後にコレ↓でした。
ソロ・デビュー戦は配信がメインだったし、リアル観覧10数名(飲食店でなくスタジオで)だったので、2度目とはいえ、名実共に本来の「タブラオ」スタイル(=飲食付き至近距離ライブ)でのソロ踊りは初めてということになります。
観覧者約60名。…やはり全然違いますね…。(お酒も入るし。)
一体感…観る側との「気(パワー/パッション)」の交流…実に踊りがいがありました。(ノセられて本番が1番良い出来だったかも…。) 「これがライブで1人で踊るということかぁ…」と初実感した舞台になった…というかな。
ネタは「アレグリアス(=生きる喜び)」。
終始明るい曲だけど、1ヶ所だけ静かな短調部が真ん中にあるので、前半でまず「ほら、生きるってこんなに楽しいよ!」と表現し、短調突入時「でもね…悲しいことゼロってわけじゃないんだよ…」と表現。そして後半移行時にはソレ振り切って「でも私には太陽と海と空がある。大地踏みしめ前進あるのみ!」というメッセージを全身で投げかけてみました。(「終始笑顔だったのが良かった」「キレキレでイキが良くパワフル」とのご感想いただきました。拍手喝采でしたよ。😉)
やはりソロ用に温め直す作業をすると、振りの意味や起承転結(構成)をより落とし込めますね。あと、ソロ・デビュー戦ネタ(ティエント=誘惑?)は4拍子でしたが、今回のはフラメンコ独特の12拍子で難しく…群舞でなんとかなってた所もごまかしがきかず、テンポもデビュー戦ネタより速い曲でしたのでサパテアード(靴音)も大変…。練習し過ぎるくらいで越したことは無く、それでも本番「あれ?こんなはずじゃ…。」と "やらかす" 箇所も…。
まぁ、ハレオ(掛け声)とパルマ(手拍子)で助けられるのですがね。(踊り子同士が自分の出番以外もハレオやパルマで応援し合うのがフラメンコならではの良い所。)
「練習はまずカウントしながらゆっくりカッチリと」とか「(ミュージシャンとのアンサンブルだから)むしろ構成ミスるとズレて惨事になるから "繋ぎ目" 大事」とかピアノと全く一緒で、普段自分が生徒に言ってたり、相方とのデュオで留意してたりするくせに、準備段階で自分、全然出来てなかったという…。すっぽかしてトンデモナイ所に飛んだり尺が伸び縮みしたり…、振りそのものよりソッチが…ね。(おっかし〜な〜、デビュー戦はビギナーズ・ラックだったのかなぁ?? それほど苦労しなかったような…???)
なので直前は「美しく見せよう」とかの欲は捨て、「事故防止に努め多少のミスは笑顔でごまかす」を肝に命じて練習に臨みました。(結局本番は内から湧いてくるものに突き動かされ、自然に1番美しく見せられたりするんですよね。←フォームから入るより内側から…ってタイプなのかも?)
いやいや、一昨年1回こっきり経験しただけでは見えてなかった景色が、色々見えた良い経験でした。やっとスタート地点に立てたのかもな。3回戦目は2年後くらいかな?今度は暗い曲(ソレア=孤独)なんだよな…また違う景色が見えてくるかな?
フラメンコ自体は7年目になるんですね。気付くとソロ・ライブの夢も叶ってた感じ。何事も5年通過する頃には最低限の「体幹」ができてくるもんですね。「絵」も追いつけ追い越せで、「体幹作り」にしばし徹しよう…と思います。
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