見出し画像

フラメンコ・ソロ・デビュー決行決定!

さて、フラメンコ・ソロのことをつぶやいた途端に話がありまして…。

今年は当分無いと思ってたら、先生が企画を工夫して仕切り直しをして下さったようです。当初予定してたライブハウスで…でなく、普段、単発の「ミュージシャンとの音合わせレッスン」でよく使う、お馴染みのスタジオ1室で、お客も12名と限定し、あとはライブ配信…と、このご時世ならではのスタイルを提案して下さり、有志何組かにあらためて声をかけて下さいました。(一丁前にチケット制なんですよ〜。詳細はまた!)

で、待ってました…と、ソロでエントリー。11/6(金)午後、清水の舞台から飛び降りてきます。(…いやでも、むしろ慣れたスタジオで12名を前に…と、私にとっては思いがけず踏み出し易くなった気も…。)

ライブ実施決定に伴い、早速「クアドロ」というソロ志願者が任意で参加する補充レッスン?みたいのも再開され、行ってきました。

フラメンコ・ライブ鑑賞経験ある方は、踊り子が数人ステージ上の奥で横一列、椅子に座って待機し、それぞれが1曲ごとに入れ代わり立ち代わり立ち上がって踊る…という光景が思い浮かぶと思いますが、座って待機中の踊り子も実は、「パルマ」という手拍子で参加してるのですね(手のパーカッションだね、ありゃ…)。主に踊り子の踏み鳴らす足音のアクセント(アセントと言います)に合わせて煽るように(?)叩き、踊り子もそれに乗せられ…また時には踊り子も、ここで叩けとばかりにステップで合図を…(コッチは足のパーカッションだ…)。

独特のリズムや拍子も多く、他の踊り子達の曲や踊りもわかってないと上手く叩けず、パルマがわかればフラメンコがわかる…というほどで…、パルマのみの単発レッスンもあるくらいです(=パルマにも上手・下手がある)。なので、クアドロ・レッスンも同じスタイルで行われます。

クアドロというのは、絵・額縁という意味らしく(何の因果か…)、フラメンコのステージは正に、演奏、パルマ、踊り…が三位一体となった絵のように繰り広げられるパフォーマンス…なわけです。

今まで数回参加時は、まだ1人で踊るのに場馴れするのに必死でしたが、先日久々の参加では、少し余裕が出てきたのか、この三位一体の重要性を実感しました。ソロと言いながらソロではない気分。「(自分の世界に籠もり過ぎて)振り付けをここでああしてこうして…と思い出しながら…」の域を早く脱して、「奏者やパルマと丁々発止の非言語コミュニケーション(?)を取りながら共同で観客にパッションを伝える」…という域に早くなりたいもんです。

パルマ・レッスンも受けてみたくなったし、踊りに起承転結メリハリもつけたくなったし(全部力むのでなく)、反省点をもとに色々欲が出てきました。

(絵のことはあれからどうなったか…は、またあらためて…。)

いいなと思ったら応援しよう!

音楽家歴の長い異色な画家です / 宗 有紀
読んで下さりありがとうございました。チップで応援していただけますと凄く励みになります。今後の進化加速?のために有意義に使わせていただきます!

この記事が参加している募集