Unity1週間ゲームジャムの素振りをしてみた
8/12(月)~18(日)に「フリーゲーム投稿サイト unityroom」にて、Unity1週間ゲームジャム(unity1week)が開催されます!
今回はその練習として、けめるさん(@qemelly_ongaku)と2日間の共同制作に挑戦してみました。よい仕上がりになったと感じているので、よかったら遊んでみてください!
この記事では、この共同制作のことをゆるーく話していこうと思います。
また、けめるさんに今回の実装に関する記事を作ってもらったので、合わせてご覧いただけるとうれしいです!短期間制作での設計の知見が得られてとてもありがたい。
きっかけ
けめるさんとはUnityゲーム開発者ギルドでの繋がりでした。今回のunity1weekでぜひ共同制作したいと思い、お声がけしました。
色々話していく中で、お互い共同制作の経験が少ないので「とりあえず素振りしてみるか」という運びとなり、8/4(日)に1day(目標)ゲームジャムをセルフ開催することにしました。わいわい。
お題は「夏」。共同制作の雰囲気を掴むことを目的として、ゆるくスタートしました。
構想を練る
とはいえ何を作るかに関しては、ジャム開始前に事前に決めることにしました。「風鈴」というテーマが結構いいのでは?となり、そこから進めていって、
風鈴▶︎クリッカーゲーム▶夏休みの絵日記
と派生していきました。
結果として、
「風鈴」のクリッカーゲームとして、夏休みの絵日記に干渉するゲーム
に落ち着きました。この規模感なら1日でもいける!かつ、ストーリーが作りやすい良い設定では?という気持ちでした。
進め方を決める
構想が決まった段階で、以下の役割分担で行くことにしました。
実装/サウンド:けめるさん
イラスト/ストーリー:かくひと
元々けめるさんにイラストをお願いする予定でしたが、小学生の絵日記なら自分でもいけるのでは?というか描いてみたいなと思い、立候補しました。
今回、Gitを使って共同開発を進めたのと、タスクボードにMiroを使いました(ちゃんとやるならGithub Projectsの方がよさそうです)
やってみる
8/4(日)にゲームジャム開始。作業通話でお互いの進捗状況を聞きながら、ひたすら各々の作業を進めていきました。
実装
けめるさんに全てをお願いしました……
風鈴クリック
日記の進行、アイテム追加
縦書き(工夫が必要だった)
日記が机に置いてある、という3D表現
短期間でここまでできたのはけめるさんのおかげ。
サウンド
風鈴の音のバリエーションや、夏の環境音など、音で楽しめるように工夫してもらいました。今回は「風鈴」がテーマのゲームだったので、サウンドの力が大きい作品になったと思います。
イラスト
背景・アイテムをひたすら描きました。イラストを担当したことが今までなかったので、とてもよい経験でした。その初めての担当が「小学生の絵日記」だったのもよく、多少絵の完成度に悩んでも、でも自分小学生だしな……というマインドでなんとか乗り気ることができました。
ストーリー(日記)
「ぼくのなつやすみ」がとても好きなので、「ぼくなつのヒロイン」を主体にしたいなーという気持ちが強かったです。ぼくなつだと主人公以外は固定の場所にいることが多い印象なので、「そこで1人でいる間は何を考えてるんだろう?」を深堀りしたいという気持ちで推敲しました。
こうして分担して進めていきましたが、思いのほか終わらない。1日で終わらせるつもりが、お互い14時間やっても完成しない。
やむなく次の日に持ち越し、なんとか完成しました。
反省
反省もMiroでふんわりやってみましたが、大きくは以下だと感じました。
ゲーム性:ほぼ無だった。絵日記の雰囲気にクリッカー要素をどう落とし込むかが思いつかなかった(スコア、ショップなど)。
プロジェクトの進め方:この実装をしたい→やむなく断念などがあったので、マイルストーンを最初に決めておく(何からつくるか優先順位をつけておく)のが大事だと感じた。
とはいえ2日でそこそこのゲームに仕上げることができたという共通認識でした!お互いよく気力を保てた。
感想
短期間での共同制作の感覚が掴めました!共同ならではの大変さ・責任感もあったものの、「何もやってない部分が気づいたらできていく」感覚であったり、励みになる要素もとても多かったです。
あとは何となくわかっていたことですが、「この期間いっぱいを使って作ろう!」とやりたいことを詰めすぎると遅刻してしまうので、「今回くらいの規模の作品を1週間でゆっくり仕上げる」とよいだろうというのが共通の見解でした。ここはチームのモチベや目標にもよると思いますが、あまり無理せず作りたいね、というところで話しました。
8/12(日)もこの調子でゆるーくやっていきたいと思います。制作を楽しむことを第一に、頑張っていきたい…!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?