組織の目標を明確にする理由
組織の目標を
組織の目的を達成するためにおこなわなければならない具体的なこと。ただし、段階的な数値目標を除く。
と定義した。
組織の目標は、組織の目的から考えるものだから、当然、目的につながるものである必要がある。
しかしながら、目的が同じようなものでも、その目標は組織によって異なってくるだろう。
同じ山を登るのに、登り口が複数あるように、同じことを達成しようとしても人によってやり方が異なるからだ。
組織は人によってできているわけだから、やはり、やり方も組織によって異なってくる。
組織の目的に賛同できて、それに意義を感じられたとしても、その目的を達成するやり方(目標のたてかた)に賛同、共感できなければ、そこで意欲を持って仕事をすることは難しいだろう。
だからこそ、「組織の目標」も明確になっていないと、人にとってその組織がふさわしい場所かどうかわからない。
目的が同じようなことでも目標が異なってくるのは、人と同様に組織もそれぞれの特徴があるからだが、次は、その組織の特徴のこと、つまり、
その組織はどのような所か?つまり、どんな強みがあり、どのような考え方を基本として(理念)持っているのか?
を明確にすること
という、適材適所における「所」の役割の2点目について書いていきたい。
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