シェアードインプラントムービー 2024/08/31
日記
・歯医者速報。
・歯を抜いた部分をどうするかについて、今日から新たに担当になった先生と話した。ブリッジと悩んで……インプラントをする決意を固めました!!と宣言したら、「うちはインプラントやってないですね」と言われてしまい、やるなら紹介状を書くので別の病院でお願いします、ということになった。そうか、インプラントって歯医者によってやってるやってないがあるのか……。
・今日はその話だけして口内はいじらず。ひとまず来週紹介状を貰うことになった。なんだか思っていた以上に長引きそうだし、歯が入るまで時間がかかりそうだ。どうしてこんなことに……。
・『ラストマイル』をようやった観に行けた!
・ブラックフライデー前夜、世界最大のショッピングサイト「デイリーファスト」から届けられた商品が爆発する事件が発生した。出荷元はデイリーファストの超巨大物流倉庫。そのセンター長に就任して一日目のエレナは、チームマネージャーの孔と協力して事件への対応にあたるが、"お客様のために"流通を止めることは絶対に許されない。次々と出荷されていく商品のどれに、何個爆弾が仕込まれているのか?犯人は?その目的は?……というおはなし。
・なんかもう、すげ〜〜〜という言葉しか出てこない。今 "ここ"で起きている物流問題を扱うにあたって、「荷物が爆弾になっているかも」という事件を設定したのがまずすごい。通販を、広域の不特定多数に中身のわからない箱が届けられるシステムと捉えなおすことで、ショッピングサイト、運送会社、ドライバー、消費者と物流に関わる全ての人に満遍なくスポットライトが当たる。そして、そうすることで物流問題が観客全員の自分ごとになる。あと、犯人は誰なのか?というサスペンス的な側面の面白さもありつつ、実際に事件が起きたらどうするの?という思考実験的な側面でも面白い!!!この事件のアイデアの凄まじさ……。
・世の中で働く一人一人に命と人生がある、という当たり前だけど、日常の中で透明化されてしまいがちなことを強く訴えかける映画であり、現状をエネルギッシュに糾弾する姿勢に嬉しくなった。エンタメと社会問題を相反するものとして考えていないのが、野木亜紀子さんの脚本の好きなところだ。
・楽しみにしていた『アンナチュラル』と『MIU404』メンバーの出演も想像していたよりもずっと多くてビックリした。1シーンくらいの出演かと思っていた。「シェアードユニバース」にはもちろん映画の宣伝の建付けの意味もあるのだろうけど、一人一人の仕事でこの世界が成り立っていて、物事が動いているということを感じさせる意味でも大きな役割を果たしていたと思う。
『ラストマイル』内の事件を『アンナチュラル』『MIU404』それぞれの視点から描いたスペシャルドラマ、見せて〜〜〜〜〜。
・最近、世の中のあらゆるものは誰かが動いてできているんだな……と思うことが多くなっていたので、『ラストマイル』のテーマには深く共感できた。ハンバーガー屋でもらうクーポン券1枚にしても、予算や広告効果を思案した上でその企画を立てた人がいて、デザインを考えた人がいて、刷る枚数を決めて印刷会社に発注した人がいて、印刷した人がいて、それを各店舗に配送した人がいて……と広がりを感じてしまう。
・それだけ人の手と労力がかかったものを大して見もせずポケットに突っ込んでクシャクシャにしている自分は、とんでもない大罪人なのではないかと思う。
・異様に明るい星があって怖かった。金星にしても明るすぎる気がした。なんだろう。