水吐き患者 2022/08/01
日記
・歯医者へ(海へ、森へ、橋へ)。
・少し深い虫歯を削るために口腔へ人生初麻酔が注入された。その後に訪れる治療の痛みをなくすために、一度注射という軽度の痛みを受け入れる必要があって、ここに人生の厳しさが詰まっている〜〜と思った。
・麻酔で顎の右下が痺れた状態でうがいをしたら、そこからピュッと水が発射され、わしゃインターネットで1000万回見た水を吐くふぐの画像かい!!と、全然芯を食っていないことを思ってしまった。掃除をする人のことを考えると申し訳ないが、故意ではないから執行猶予をつけてほしいところ。
・家に帰って、麻酔が効いた状態で笑顔の表情を作ってみたら、頬を一本の糸で無理やり吊り上げているような感覚があった。今後、笑いが理解できない無骨なアンドロイドの演技をする機会があれば、今日の経験を活かして頑張りたい。
・ピエールくんの誕生日ということもあり、たこ焼きを食べた。
・私もBeitのコナモノパーティにリモート参加しているということにできませんか……?
・好きなキャラクター(アイドルはキャラクターなんですか?)の誕生日にその人の好物食べるというのはなんか良い気がする。派手にケーキでお祝いができなくても、まぁちょっとした食べ物くらいならなんとかなるし。あと、好きな人の好きなものを誕生日に食べるってなんか宗教性を帯びている感じがあり、ちょうどよくキモい(もちろん最高の意味で)。
・少し前にTwitterで話題になっていた映画『ウィリーズ・ワンダーランド』を観た。インターネットで流行った映画ばっかり観ているな、コイツは。
・内容は「ニコラス・ケイジが人を喰い殺す殺人ロボットを無言でボコボコにぶん殴って壊しまくる」というだけで、それ以上でもそれ以下でもない。それなのに抜群に面白いから映画ってなんなんだ!?と困惑してしまう。映画ってニコラス・ケイジがロボットをぶん殴るだけで成立するんだな……。しかも、この映画はニコラス・ケイジのセリフが一切なく、終始顔の力だけで観客に唯一無二の"暴力"を提供してくれる。この企画に出資しる人間がいたという事実が、人生に何の根拠もない勇気を与えてくれる気さえする。
・ところどころ、遠近感がなくてのっぺりした映像になるシーンがあったけど、あれは演出なのか予算的な都合でそういうカメラしか手配できなかったのか。どちらにせよ、そういう違和感さえも愛おしく感じてしまうほど楽しい作品だった。
・あ〜〜〜『聖☆おにいさん』の19巻をダブって買ってしまった。途中まで読んで、あれ?これ読んだことある気がしなくもなくもなくなくない……??と思って本棚を探したらやっぱりあった。
・この前出た20巻を読んだら、連続エピソードの途中から始まっていて、その前の話を読んだ記憶がなかったので買い逃したのだと勘違いしてしまった。『聖☆おにいさん』は新刊情報をこまめにチェックして、出たらすぐ買うようにしているから、買い逃しているはずがないとは思ったんだけど……。過去の自分を信じきれなかった……。私の敗けだ……。