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アイスの棒、交換するの?しないの? 2021/02/17

 日記

・昨日買った塗料でフィギュアの塗装をした。塗装ブースが家にあるわけではないので、エアブラシを使うときは屋外に出て作業するんだけど、もうこれが耐え難いほどめんどうくさい。

・まず、地面に塗料がつかないように新聞紙を敷き、風で飛ばないようにガムテープで貼り付ける。その後、塗料と溶剤を混ぜ合わせるためのカップや、ゴミを捨てるための袋、塗装するものを保持するための棒などなど、細々としたものを用意して、エアブラシをつなぐためのコンプレッサーや、塗料など、メインの道具を揃える。そして、メインの道具を揃えている間に細々としたものが風に飛ばされるので唸り声を上げながら拾いに行く。まだ塗装は始まっていない。面倒ゲージはすでに半分まで溜まっている。

・必要なものが全て揃っているか確認して、いよいよ塗装を始める。まず下地となる色を塗るために、溶剤で希釈した塗料を吹き付ける。が、長いこと使っていなかったのでエアブラシの調子が悪く、塗料の出る量が不規則に変化してしまう。一度手を止めて、適当なものに試し吹きをする。ちゃんと出る。フィギュアに対象を変える。調子が悪くなる。ここら辺からもう面倒ゲージがMAX近くまで届き始め、私の眉間のシワが十二単のようになっていく。

・下地なのでとにかく色がつけばいいやと諦め、適当に吹き付けて下地の塗装は完了。色を変えるので、エアブラシの塗料カップから塗料を出し、カップの中をティッシュで拭おうとするも、ティッシュを用意するのを忘れていたことに気づき、家の中に戻ってティッシュ箱を取る。さっきの確認はなんだったんだ。面倒ゲージはすでに使いものにならなくなっている。

・カップに溶剤を入れ、丸めたティッシュに吹き付けたり、「うがい」と呼ばれる作業を行って内部を洗浄する。この洗浄作業が一番面倒くさい。面倒くさいが、これを怠ると後々死ぬので丁寧にやらなければいけない。

・色を変えて上に書いたことと全く同じ作業をする。自然光の下でやっているので色が自分の思い通りになっているのかわからないが、もう勘に頼っていくしかない。思い返すだけで疲れてきた。なんかもういいや!とさじを投げたところで塗装は終わり。後片付けも面倒くさい。殺してくれ!と思いながら片付ける。

・今回は勘できれいに塗装できていたのでよかったけど、もう本当に塗装はなぁ。本当になぁ。やりたくないけど、1年に1回くらいやらなきゃいけないタイミングが来るんだよなぁ。そのくらいの頻度だから塗装ブースを買うのももったいないし。

・あ、エアブラシの面倒さを書いただけで普段の1日分の分量になってしまった。まだ朝の出来事なのに。とにかくもう家でエアブラシの塗装はやりたくないんです……。でも、またきっと来るんです。エアブラシを使う日が……。


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・ガリガリくんが当たった。本当にちょうど日記に書くのにちょうどいい温度感の出来事だ。エアブラシがどうのなんて書かなくていいんだよ。こういうことばっか書こう。

・交換……しないよなぁ。大人になってからガリガリ君の当たり棒を交換する人っているのかな。前にも日記に書いた気がするけど、洗っているかどうかわからないアイスの棒を受け取らなくちゃいけないコンビニの店員さんの気持ち……。



・1ヶ月半くらいかけてじりじり読み進めていたSF小説『タイタン』をようやく読み終えた。

・人工知能「タイタン」によって生活の全てがサポートされ、人間が「仕事」から解放された世界が舞台。こういう設定だとディストピア的な世界になりがちだが、これは本当に最高な状態で世の中が保たれていて、人工知能が反旗を翻すこともなく、人間が物質的にも精神的にも豊かに生活している。理想郷がちゃんと理想郷なのだ。すごい。めちゃくちゃ羨ましい。「早くこれになりたい」っというネットミームの"これ"だ。
しかし、その人工知能が突如機能不全に陥ってしまう。原因はうつ病。趣味で心理学を研究している主人公はタイタンのカウンセリングを依頼され、人生初の「仕事」に挑むのだった……。

・すごく面白かったので、ちゃんと感想を書きたいんだけど、今日はもう眠い……。あと、感想、むずい。自分の中でも感想がまとまっていないので、ちゃんと言語化できる気がしない。どうすりゃいいんだ。感想筋が貧弱すぎる。

・とにかく面白かった! 面白かった! 1200おもしろくらいあると思う。あと、装丁がかっこいい。カバーを外してもかっこいい。

・カス感想



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