16週で前置胎盤気味と言われた妊婦
こんにちは。
私、モグルちゃんは、16週の検診時、前置胎盤気味と言われました。
心配性な私は、本を読み漁り、知り合いの産婦人科の先生や検査の先生に相談しました。その時に学んだことや聞いたことなどをまとめます。参考程度に読んでもらえるとありがたいです。
また、その後の経過について記したいと思います。
前置胎盤とは
前置胎盤について
お腹の中の赤ちゃんは、お母さんから胎盤を通じて栄養や酸素をもらいます。そして、いらなくなった二酸化炭素などをお母さんに渡します。胎盤は赤ちゃんにとって必要不可欠なものです。
この胎盤の位置が正常と異なるのが前置胎盤です。
そもそも正常な胎盤の位置というのは、子宮口つまり赤ちゃんが出産時に通る出口よりも離れた場所、出口よりも上の方にあります。少し難しい言葉で言うと、子宮体部に存在しています。しかし前置胎盤になると、胎盤が完全に子宮口を塞いでしまいます。
原因
子宮口の近くで着床してしまうことが原因です。しかしなぜ、子宮口の近くで着床してしまうのかは、はっきりとはわかっていません。ただ子宮の手術経験のある方はそれが原因ではないかと言われることがあります。
リスク
着床の時点で既に決まってしまっていることや、原因がはっきりしないことから、前置胎盤は防ぎようがないと言っていいでしょう。しかし、前置胎盤には大きなリスクがあります。それは大出血です。生理的に子宮が収縮を起こすことで大出血が起こることがあり、安静に保つことが必要となってきます。
また、産後にトラブルがある場合もあります。胎盤が剥がれにくくなってしまい、癒着胎盤などのトラブルから最悪の場合、子宮を摘出しなければならないこともあります。
出産方法
帝王切開分娩での出産となります。前述にもある通り、子宮口を塞いでいるために赤ちゃんは子宮から出ることができません。また前置胎盤のリスクにもある通り、分娩時に起こる子宮の収縮は大出血につながる恐れがあるため、帝王切開分娩を行います。
産婦人科で言われたこと(実体験)
4回目の検診(16週の検診)時、いつも通り尿検査と体重測定を行い、その後、内診と腹部エコー検査を行いました。
診察室で、『前置胎盤気味である』と言われました。
そして、『妊娠初期に見られる前置胎盤は、赤ちゃんの成長とともに正常胎盤になることがほとんどだから気にしすぎないでね。子宮が大きくなるとともに胎盤が上がるよ。』
『原因は、はっきりわかっていないからお母さん自身を責める必要もないし、今すぐに何か赤ちゃんに影響があるわけでもないから心配しすぎないでね。』と言われました。
前置胎盤だと知った時の私
先生には、『心配しすぎないで』と言われましたが、初めての妊娠ということもあり、やはり心配になってしまいました。検索魔になり、知り合いに相談しました。ネットなどの記事を見るとほとんどの人が、妊娠初期に指摘された前置胎盤は正常胎盤になっていたので少し安心しました。そして、知り合いの産婦人科の先生や検査の先生に相談することで、正確な情報を集め、自分の状態を正しく把握することで、闇雲に悩むことなく過ごすことができました。
その後の検診
その後の5回目の検診(20週の検診)時、胎盤の位置が正常になっていると言われました。16週からの約1ヶ月間悩みましたが、私は、正常胎盤になり最終的に経膣分娩をすることができました。
最後に
もちろん、私のように妊娠初期に前置胎盤を指摘されたが、最後まで前置胎盤が正常胎盤にならない方もいると思います。そのような方にはあまり参考にもならないかもしれません。申し訳ないです。しかし、少しでも私の実体験が誰かの役に立てば良いなと思います。