1章-3 具現化するには2種類のエネルギーを理解すること
何かを作りあげるためのエネルギーには2種類あります。
■人間のエネルギー
「期待」という感情と、現実的な「行動」です。
わくわく、ドキドキするといい・・・というフワフワしたものでは、行動しつづけることはできません。行動心理学的には、物事をスタートするために一番大切な感情は「期待」だといわれています。
期待とは何でしょうか?
「自分の思い通りになることを望む気持ち」と書くと、自己中心的な感じがあるかもしれません。でも、夢を叶えるための「期待感情」は少し違うのです。
自己効力感(セルフ・エフィカシー)と呼ばれる、
「自分にはきっとできるかも!」
「出来そうな気がする」
「これで何かのきっかけがつかめそうな気がする」
という感情です。
この期待感情があると、行動へと自然につながります。
期待は「外へ外へ」という方向性を持つエネルギーなので、動きたくなるのは当然です。
■魂のエネルギー
心の内側が熱く求めるような「想い」と、引き寄せれる「ご縁」です。思いとは不思議なもので、考えた結果や経験から出てくるものというより、「こうしたい!」と内側から衝動的に湧いてくるようなものです。夢を叶えた人たちに共通しているのは
「よくわからないけれど、こうしたい!と内側から感じたんです」
という言葉。「なぜしたいのか?」という理由は、後付けでつけてVisionにすることもありますが、本当に最初のきっかけは「閃いた」「何故だか自分でもわからないんだよね」というものなのです。
この内側の衝動、内側から突き上げてくる「想い」というのは、実は、
自分で閃いたと思っているけれど、
「時空を超えて、大いなるエネルギーと自分のエネルギーの繋がりでキャッチしたもの」
なのです。つまり、魂からのミッション。大小関係なく、それをすることで、助けられる人がいる、人生を変えていく人がいる、明るい世の中に変えていくことができるからこそ、内側から湧いてきたのです。
だから、そのミッションへの道を進みだすと、魂が喜ぶ出来事に本当に出会います。そして、自分だけの実現=自己実現ではなく、自己実現に見えて、社会においての実現すべきことだからこそ、「ご縁」がやってくる、応援のエネルギーがやってくる仕組みなのです。
魂の法則は、おいおいお話していきますが、まず、大切な事は
「人間のエネルギーを立ち上げる事」
ここをクリアしてください。
現象世界はある程度までは、人間のエネルギーで動かせます。
すると、魂が喜ぶ人生になるための、マインドと能力が開花されていきます。
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