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2023年度兵庫県公立高校受験の要項をチェック!(2022年9月22日更新)

加古川優考塾では情報の大本にある資料を参照し、受験への道筋、計画を立て、日ごろの取り組みのサポートやアドバイスを行います。

http://www.hyogo-c.ed.jp/~koko-bo/02nyuushi/r5senbatu/r5senbatsuyoukou-youshiki/R5_senbatsuyoukou.pdf

目 次
第1 入学者選抜の基本方針 p 1
第2 入学者選抜の日程 p 4
第3 調査書・学年学習評定一覧表等 p 6
第4 学力検査実施要領(多部制については第7による)p 8 1
志願者の取扱い p 8 2
学力検査の実施  p 14 3
複数志願選抜 p 17
第5 特色選抜実施要領  p 23
第6 推薦入学等実施要領  p 27
1 専門教育を主とする学科における推薦入学 p 27
2 普通科コースにおける推薦入学  p 32
3 普通科単位制(全日制)における推薦入学  p 37
4 総合学科における推薦入学 p 41
5 中高一貫教育における連携型入学者選抜  p 45
6 帰国生徒にかかわる推薦入学 p 49
7 外国人生徒にかかわる特別枠選抜 p 51
第7 多部制における入学者選抜実施要領 p 55
1 Ⅰ期試験 p 56
2 Ⅱ期試験A p 59
第8 定時制の課程における満20歳以上特例入学者選抜実施要領 p 63
第9 定時制の課程の再募集  p 66
第10 通信制の課程における入学者選抜実施要領 p 68
第11 特別の事情のある者の手続 p 70
2 県外から本県の公立高等学校全日制の課程を志願する者等の手続 p 70
第12 本県から県外の公立高等学校を志願する者の手続 p 72
○ 別 表 1 評定換算表  p 73
別 表 2 隣接区域(第4304項関係) p 74
別 表 3 県外からの入学志願の特例(第11201項関係) p 74
○ そ の 他 〔付1-1〕第11の1による特別事情について〔県内〕  p 75
〔付1-2〕第11の2による特別事情について〔県外〕 p 76
〔付2〕 書類作成上の一般的注意 p 77
〔付3〕 学年学習評定一覧表(様式2)の在籍者等の欄の記入例 p 77
〔付4〕 入学者選抜に関する問い合わせ先  p 77
〔付5〕 令和5年度兵庫県公立高等学校入学志願手続等に関する期限等の一覧表 p 78

こちらのPDFは84ページからなりますので、お時間がある方は全部を読むのも良いですが、要点だけでもこちらで整理して参考にして頂ければと思います。

学力検査による入学者選抜においては、学力検査の成績と調査書の学習評定との比重が 同等となるようにする。ただし、調査書の特別活動、部活動等の記録において顕著な内容 がある場合には、その内容を各高等学校の特色に応じて評価して特別に取り扱うことがで きる。

とあり、入試においては学力といわゆる内申点が同等に評価されると記されています。また、部活動やそれ以外でも評価されうる活動があれば評価されます。「特別活動」についてはこう記されています。

8 特別活動の記録等については、次のとおりとする。
(1) 生徒会・学級会の委員経験、学級活動・生徒会活動・学校行事等特別活動、部活動、 学校外における活動の成果、ボランティア活動等のうち顕著なものがあれば記入する。
(2) 第4119項(4)の事項に関して、中学校が「特別活動、部活動等に関する特別取扱い」 を希望する場合は、その活動の記録、成績、意欲等について具体的に朱書する。
(3) その他調査書の各項目に関して特に参考となることがあれば記入する

特に重要な部分がこちらの配点です。

単独選抜を行う高等学校は、判定資料(A)、(B)、(C)をもとに、次の(1)~(5)のと おり合否判定を行う。

判定資料(A)・・・調査書の各教科の学習の記録の第3学年の、「国語」、「社会」、「数 学」、「理科」、「外国語」の5教科の評定の和を4倍した値と、「音楽」、 「美術」、「保健体育」、「技術・家庭」の4教科の評定の和を7.5倍し た値との総和(総配点250点)による資料(別表1の評定換算表参照)

判定資料(B)・・・調査書の各教科の学習の記録以外の諸記録を総合した資料

判定資料(C)・・・学力検査(各教科100点、総配点500点)の結果を県教育委員会の定 めた方法によって採点し、それを0.5倍した資料

私たち加古川優考塾がある複数志願校に該当する学校で、第3学区はこのような高校があります。

第3学区
普通科[学年制] 普通科 [単位制] 総合学科
明石・明石北・明石城西・明石清水・明 石西・加古川東・加古川西・高砂・高砂 南・松陽・東播磨・播磨南・西脇・三木・ 三木北・小野・吉川・社・多可・北条

普通科 [単位制] 総合学科
加古川北

総合学科
明石南 加古川南 三木東

高校入試には様々な形態があり、実技試験のみの場合もあります。そちらの情報を知りたい方は直接、加古川優考塾でご相談いただくか、PDFをご参照ください。私たち加古川優考塾が目標に掲げている1つ、加古川北高校は単位制であり、下記の推薦についての記載が41ページに見られます。

推薦入学を許可する者の数は、各校とも募集定員の50%以内とする。 (出願資格・推薦基準)
6303 推薦入学を志願できる者は、次の条件を満たし、中学校長が推薦する者とする。
(1) 令和5年3月に中学校を卒業する見込みの者並びに学校教育法第57条及び同施行規則 第95条に規定する者。
(2) 志願先高等学校の通学区域内に保護者とともに居住している者。ただし、県外からの 転居が確定している者、県外の中学校卒業見込みの者及び卒業者等、特別の事情がある 場合は、第11による。
(3) 単位制による課程を第1志望とする者。
(4) 個性の伸長をめざし、能力・適性、興味・関心、進路等に応じて、多様な教科・科目 を自主的・主体的に学習する意欲があること。 (通学区域)
6304 推薦入学により、単位制による課程を志願する者の通学区域は、県下全域とする

推薦入学を志願する者に対しては、それぞれの志願先高等学校において面接及び適性 検査を実施する。また、必要に応じて小論文(作文)を実施することができる。
6313 面接については、単位制による課程を志願する動機・理由、将来の進路、興味・関心の ある分野及び意欲等について試問するものとし、面接に先立って記入させる面接調査票は、 様式13による。

加古川南高校は「総合学科」があり、こちらも推薦制度についての記載もp45にあります。

推薦入学を許可する者の数は、各校とも募集定員の50%以内とする。 (出願資格・推薦基準)
6403 推薦入学を志願できる者は、総合学科を第1志望とする者のうち、次の条件を満たし、 中学校長が推薦する者とする。
(1) 令和5年3月に中学校を卒業する見込みの者並びに学校教育法第57条及び同施行規則 第95条に規定する者。
(2) 志願先高等学校の通学区域内に保護者とともに居住している者。ただし、県外からの 転居が確定している者、県外の中学校卒業見込みの者及び卒業者等、特別の事情がある 場合は、第11による。
(3) 当該学科を志願する動機・理由が明白かつ適切であること。
(4) 総合学科における学習を通して個性の伸長を図り、能力・適性を見極めて将来の進 路決定をめざそうとする意欲があること。
(5) 能力・適性、興味・関心、進路等に応じて、多様な教科・科目を自主的・主体的に学 習する意欲があること。 (通学区域)
6404 推薦入学により総合学科を志願する者の通学区域は、県下全域とする

推薦入学を志願する者に対しては、それぞれの志願先高等学校において面接及び小論 文(作文)を実施する

こうして見て頂くとお分かりのように加古川北高校、加古川南高校は偏差値だけでは測れない上に、推薦制度もあることからどう目指していくかも考え抜く必要があります。もちろん、同等レベルの他校を志望校に据えて取り組んでいくことも1つの手だと考えます。

高校受験は保護者の方々が経験された時代と変わってきました。おそらくこれからの数年間でもどんどん変化していきますので、兄弟姉妹が経験していたとしても1年2年の違いでも全く違うものになっている可能性もあります。少しでも情報を集め、精査し、適切な取り組みが出来るようにしましょう。

加古川優考塾


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