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これからの大学スポーツ

前回も書いたけどこれから大学スポーツは大きな転換期に突入していくと思っている。

UNIVAS(大学スポーツ協会)が立ち上がり、いままでは「課外活動」として行われていた部活動が、これからは大学の管理下に置かれることになっていく。

未成年が飲酒しよう異常に理不尽な上下関係を敷こうが、「課外活動なので大学は関係ありません」という立場がこれまではとれたのだがこれからは違う。部活動のあり方も「大学としての姿勢を問われる」ことになる以上、大学側が放っては置けなくなるからだ。そうなればある程度は健全化が進んでいくと思っている。

現状、大学入試ではアドミッションポリシーというものが声高に叫ばれている。

アドミッションポリシーとは入学者の受け入れ方針のこと。自学の特色や教育理念を反映した上で「どのような学生を求めているか」という受け入れの方向性が、アドミッションポリシーには明確に記載されている。

これが部活動にも適用されていくと思う。大学側が求める人物像を明確にするということは、大学側もどういう目的で部活動は運営されているかを公表しなければならなくなる。

つまり自分たちの部活は

「何を目標としていて、どういう練習をしていて、どのぐらいの頻度で練習をしていて、どのような組織で動いているか」

を明確にしなければいけなくなる時がそう遠くなくやってくるだろう。それを僕は加速させるために動いていきたい。

大学にとっても、高校生にとっても「入ってから思っていたところじゃなかったとして辞めていく」ということが最も不幸だと思っている。なのでこの不幸をこれ以上生みたくないだけである。

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