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ある日のリテリング その3

リテリングについてのnoteです。その1とその2は下からどうぞ。

Mt. Fujiについてのretellingの2回目はpadletに録音する形にしました。

生徒はpadletに行きます。そうすると、評価基準を見ることができます。

評価基準は「内容」「オリジナリティ」「文法」「発音」の4つです。

「内容」のA規準は・・・
富士山がnatural heritage siteではない理由と、cultural heritage siteである理由が十分に述べられている。

B規準は・・・
富士山がnatural heritage siteではない理由と、cultural heritage siteである理由述べられている。

C規準は・・・
富士山がnatural heritage siteではない理由と、cultural heritage siteである理由、どちらかしか述べられていない、またはどちらも述べられていない。

「オリジナリティ」のA規準は・・・
富士山の新しい情報や自分の考えがかなり加えられている。

C基準は・・・
教科書の情報のみ。

「文法」のA基準は・・・
2年生らしい文法がふんだんに使われている。特に受け身が使われているかどうか。

C基準は・・・
簡単な文ばかりで2年生の文らしくない

「発音」のA基準は・・・
ALT並み!

B基準は・・・
Mark先生並み!←(私です)

C規準は・・・
the Japanese English

「内容」に関しては、この活動の目的が、「富士山について自分の考えなどを加えて説明できる」だったので、教科書で述べられていることはしっかり伝えさせたかった事から、この評価基準を入れています。

「オリジナリティ」に関しては、「自分の考えなどを加えて説明できる」ですので、入れました。

「文法」に関しては、教科書の内容を過度に簡単な文で伝えてしまうことを防ぎたかったのです。例えば Mt. Fuji is listed for its cultural heritage.という文はMt. Fuji is a cultural heritage site.とも言えてしまうわけですが、これでは習得させたい文法事項を使いこなすことにはつながりません。このことより、「文法」の評価基準を設けました。

「発音」はやはり入れたい評価基準ですよね。

生徒は短時間でこのretellingを行いました。


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