なぜ今LayerXなのか?
どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい柿澤です。
今日はCEOのfukkyyさんが書いたNote
がありますが、このあたりのタイミングでLayerXに参画している私の目線から見たアンサーNoteを書こうと思います。
そして、私がいるAI・LLM事業部では全方位的に採用急募しているため、少しでもご興味を持っていただきたいという下心を抱きながら書いています。
このNoteを要約すると、
私が入った理由は、日本から売上高1兆円のベンチャーを生み出したい、それを成し遂げる過程で事業創り人材を大量に輩出したいからです。また、個人的にはそのプロセスで人生の最高の思い出をワイワイ作りながらやっていきたいと思っています。
上記を達成する上で重要な要素としては、これらが必須です。
売上1兆円を作るには30-50事業が必要で、これを作れる強い人材を集結させ(または育成し)、強いリーダーシップでまとめていく
王道でバカでかいビジネスドメイン+グローバルで戦う
ビジネスとテクノロジーの距離が近い
みんな気合いも出せる
私はそれがLayerXと自分ならできるとベットしました!(この後基本的に思いの丈とゾスと叫んでいるだけです。)
もう少しロジカルな話や生成AIで何しているかを知りたい方は同僚の山賀さんのNoteや執行役員・事業部長のナカムーさんのNoteをご覧ください!
まず、簡単に略歴をご紹介
私はややこしい経歴ですが、「会計」、「金融」、「管理部創り」、「営業」、「事業創り」と様々なフィールドで挑戦してきました
会計・金融:社会人の前半は銀行営業+トーマツで会計士で金融・会計的な真面目系会計士やってました。
”ブロックチェーン会計士”:トーマツの途中からは、”ブロックチェーン会計士”と名乗って黎明期のブロックチェーン界隈で賑わせていました。
製造業ベンチャーで何でも:キャディでは、管理部や採用をやったり、ファインナンスしたり、メーカーや町工場に営業に行ったり、気がついたら英語できないのにタイに赴任して現地採用したり、バックオフィス作りなどしたりしてました。
フィンテックベンチャーで経営者ぽいこと:一から営業を作り直し毎週のようにベンチャー経営者の方々と飲みに行き、チームでコミットできる体制にしつつ、管理部も作りつつ、事業計画作ったり、株主と話したり、資金調達したり、全社のPDCAのサイクルを作ったり、、、、
イマココ:気がついたら、LayerXでAI・LLMの新規事業創りしてます。
そんな真面目なゾス人間です。(異論は認めます
以下にまとめたので適当に飛ばしてください。
今回の転職における私の軸
ここに至るまでの大きなマインド変化
大雑把にまとめるとこんな変化をしてきてます。
銀行→トーマツ: ベンチャーサポートでのベンチャー支援面白そう!
トーマツ→ブロックチェーンベンチャー: 銀行とIPOでみた金融の負をブロックチェーンというテクノロジーで変えられる!これは100年に1度のチャンスだ!
ブロックチェーンベンチャー→キャディ: 課題の解像度・質が高くないとソリューションの質は高まらない!大きな社会課題解くべし!こんな面白い男(加藤勇志郎)がいたのか!!
キャディ→フィンテックベンチャー: COO的に事業を0→1フェーズからぶん回したい!
フィンテックベンチャー→LayerX: 売上1兆円のベンチャー創る!事業創り人材もたくさん生み出す!
フィンテックベンチャーで100社以上の財務・経営分析を通じて学んだこと
直近+いままでの経験からの学びをまとめていこうと思います。
フィンテックベンチャーでは100社以上財務・経営分析をして、伸びているベンチャーの多くは、
大きなマーケットや成長マーケットで戦っている
経営者の圧倒的な行動量とリーダーシップがある
具体的な目標設定と強いKPI管理がある
強い人が集まり、役割分担できている
アーリーな会社へのファイナンスをするビジネスをしていたため、この業界・このサービスが伸びやすい潮流があるんだなというのが見えて面白かったです。
やはり、大きなOR伸びているマーケットでは圧倒的に行動すれば伸びます。
ただし、売上1億円超を目指すとなると強い人たちが集まり役割分担すること+行動する方向を間違えない・間違えても軌道修正することの重要性が増してきます。
ミドルマネジメント・トップマネジメント両方を様々な会社で経験して学んだこと
強く・多様な人が集結しているからこそ、強いリーダーシップが必要で、組織で登る山と登り方を合意し同じ方向を向かないといけない
強いリーダーシップや組織の合意形成ができないと、強い人が集まるほどに実はバラバラな組織になりやすいし、多様な人が集まると一つの目標を目指し難い状態になる
お互いに思っている10倍伝えようとしないと言いたいことは伝わらない
テクノロジーだけでは世界は変わらない、テックとビジネス両方で染み出し合ってプロダクト・サービスが作られるべきであること
役割分担があり、メインでやることは分担するが、思っている5倍染み出し合わないと良いプロダクト・サービスにならない
非連続に見える成長は日々の泥臭い積み上げが支えている上で、合議ではなく圧倒的な個の異常な行動が局面を変えること
9割の社内外の人が否定した取引・プランが後々のメインサービスや巨大プロジェクトになる(これはキャディですらもそういうのがあった)
当たり前を当たり前にやり続けられる人は実は少ない
そして何よりも強い想い・覚悟と隣の仲間を救うマインドで道なき道を切り開いていかないと、度々ハードシングスが襲ってきて心を折られること
これらが全て揃わないと大きなことは成せないです。
つまりは、
最も王道で最もフィジカルで大きなマーケットで、エンジニアも営業も全員が事業開発マインドを持って、人一倍想いが強い人たちが強いリーダーシップのもとで一丸となってチャレンジし、泥臭いことを淡々とやる、そんなやり方でいくチームが大きなことを成すと学びました。
そして、副産物的に学んだのは
日本には給与を下げてでも転職して社会を良くしたい、チャレンジしたい、大きなインパクトを残したいという想いのある人が実は非常に多い(良い悪いではなく、そういう人が他国より多い気がしました)
非常に高い目標にチャレンジする過程で劇的に人が成長する
という点も見えてきました。
そして、0→1人材を生み出す+売上1兆円ベンチャーを生み出す決意
これらの経験・学びを経て、もっと大きなヤマを・もっと大きな成果を生み出すことで、日本からイノベーションがどんどん生まれて、日本社会全体を前進していくそんなサイクルを創りたいと思うようになりました。
米国比較でM&Aが少ない、大きなVCが少ないなどファイナンス一つとっても課題が多いですが、
私としては、Amazon、Microsoft、ソフトバンク、楽天、ヤフー等が世の中を変え、雇用、物流、金融、M&A、研究開発と多岐にわたる影響をだしているように、売上1000億、1兆円という大きな規模のビジネスをベンチャー企業が生み出すことにキーがあると思い至りました。
その上での最大のボトルネックは、多くのベンチャー企業自身が事業を何十個も生み出し続けていけていないこと、それをできる人材が極めて少ないことと私は思いました。
そのため、私はベンチャーで本気で売上1兆円を作る、事業をゴロゴロと生み出していく、そんな事業立ち上げ人材に自分がなって、さらにそういう人を増やしていくことに自分のセンターピンを定めました。
もちろん規模によらずとても良いサービス・商品は山ほどありますが、私は好みも相まって大きなインパクトにフォーカス。
LayerXをどう見たか?・実際入ってみてどうなのか?
売上高1兆円を作るには30-50個の事業が必要です。
売上高200-500億円/事業×30-50事業で一つ一つがいまでいうメガベンチャーです。LayerXで本当にできうるのか?私はこの仲間たちとならやれるなと思いましたし、今も思ってます。
ヒト
本当に優秀な人が多い、そしてみんないい人。
元CTOがゴロゴロいたり、猛者だらけ。ただ、そんな人たちも人前で話すのが実は苦手だったり、オフィス歩いている小動物みたいな人いるなと思ったら朝早くて目が開いていないFukkyyさんだったり。
ちなみに、LayerXに限らず今回の転職活動で複数の勢いあるベンチャーの方と話しましたが、AI・LLM事業部のナカムーさん始め、たくさんの若き天才たちが出てきている時代のうねりを感じました。
テクノロジー
ここは本当に日本有数の強さだと思う。いまだに驚くのは開発の速さ。本当に意味がわからない速度で次々と新機能・サービスが作られていきます。ここはエンジニアリングのスキルが高いというのは言うまでもないですが、それ以上にエンジニアの方が当たり前に簿記2級持っていたり、顧客解像度が高く、ビジネスに染み出てくる側面が大きく影響していると思います。
経営
2周目の起業家が多く、毎回芯をくった・自分では気づいていなかった問いを与えてもらえる・指摘してもらえる。こんな幸せなことないですね。毎回ハッとします。
また、助言だけではなく、一緒に考えてアクションに繋げる、そのアクションに役員陣が誰よりもコミットするのも本当に尊敬ですし、毎週毎週メッセージを伝え続ける胆力もほんとすごいと思います。
ミッション・バリュー・カルチャー
Xの投稿等見ててもわかるように全員営業・全員採用など、全体で会社を盛り上げていく強さがあります。当たり前のように毎回プレスリリースが1-2時間以内に9999+いいねになってたり(笑)
また、会社のフェーズ、ビジネスの状況、組織の状況に応じて変化させ続けている羅針盤も大きな特徴かなと思います。
私は「Be Animal」というバリューと裏羅針盤01.「ゾスで突き抜ける」(そんなものはないです)が好きです。勝手にBe Animal担当大臣をしています。もしLayerXのBe Animal度が落ちていたら私の責任なので言ってください。
ビジネス
LayerXではバクラク請求書受取、請求書発行、ワークフロー(稟議) 、ビジネスカード、経費精算などの会計処理の前処理をするサービスを展開したり、最近ですとバクラク勤怠管理をリリースしています。その他にフィンテック事業として不動産プロジェクトなどのデジタル証券をやったり、私がいる生成AIでエンプラ企業へのAI適用に挑んだりもしています。
一貫しているのはデジタル化、テクノロジーやAIを活用して業務やビジネスを変えていくこと。
管理部系の業務×テクノロジー、金融×テクノロジー、生成AI×エンプラ企業という非常にポテンシャル高いマーケットで戦っています。
余白
これだけの成長をしていて、これだけの人たちが集まっていてなおさらなる成長の余白が大きい。
LayerXは大きく分けるとまだ、バクラク、デジタル証券、生成AIの3つの事業しかなく、バクラクの中でも勤怠管理が新たに立ち上げ中だったり、生成AIの事業はまだまだ立ち上げ中です。あと全ての経済活動をデジタル化して、売上1兆円になるのにあと30-50個必要ですので、今ほぼ立ち上げ期であり、これから事業責任者として打席に立つチャンスが多くやってきます。そんなフェーズです。
私が思う既に強く見えるベンチャーに入るメリットは、段違いに多くの打席(挑戦するチャンス)が、生み出され続けていることです。そこに立つか・立てるかどうかは自分意思と行動次第。
暑苦しい?でも、エクスタシーを感じたんではありませんか?
もし少しでも興味が出た方・生成AIで世の中を変えていきたい方、もっとお大きなヤマを登りたい方、ぜひカジュアルに話しましょう!
こんな方々ぜひ
ベンチャーで何でも屋・立ち上げ屋をやったが次どうするか迷っている方
エンプラのビジネスプロセスを生成AIで変えていきたい方
コンサルスキルを活かしながらベンチャーでチャレンジしたい方
ビジネスサイドに染み出つつ開発したいエンジニアの方
大きなヤマを登りたい方
なんとなく興味を持った方
そして一緒にゾスしましょう!(しなくても入れます)
最後に、こんなにゾスみが強いのは私くらいなので安心してください。
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