刺繍絵画の世界展~明治・大正期の日本の美~
2022年9月8日、東京・日本橋の高島屋に「刺繍絵画の世界展」を観に行きました。(写真は、フリー素材からのダウンロードです。展示とは関係ありません。)
◼️刺繍絵画について
明治期の京都が発祥。染め分けられた絹糸で一針々々縫い上げられます。下絵を日本画の絵師に描かせたそうで、美しい作品が残っています。しかし、その多くは輸出され、日本にほとんど残っていません。今回、日本各地の美術館から作品が集められた貴重な展覧会だということです。
◼️刺繍絵画の美しさ
絵の具などで書かれている絵画よりも、凹凸がある分、立つ位置や光の加減によって見え方が変わり、大変美しく目に映りました。
◼️日本画の構図について
(素人が恐縮ですが)左右非対称だったり、間(ま)が設けられていたり、日本絵画の特徴が出ている作品が多く展示されていました。作品解説も興味深く読ませて頂きました。この点、もう少し勉強してみたいです。
◼️最後に
花鳥風月という言葉がありますが、色々な組み合わせで作品は作られているのですね。
京都の高島屋では、2022年9月26日(月)まで展覧会が開かれています。