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【雑記】固定されがちな視点について

■これまでの視点

 これまで『ロミオとジュリエット』や同作品をベースとした『ウエスト・サイド・ストーリー』を観る時、私は、以下のような視点で観ることが多かったです。
①(引き裂かれる)2人の男女の恋愛模様
②対立する2つのグループの抗争

 しかし、最近、以下のような視点の話を聞くことがありました。
③子どもを亡くす親の気持ち

 私は、自分には抜けがちな視点だったので、少し驚きました。理由としては、私に子どもがいないことや、まだ年配というほどの年齢に達していないことが考えられます。
 もちろん、私が見た作品で①や②を前面に出す演出がなされていた可能性もあります。しかし、作品を見る視点は、見る人の経験によって固定されがちだと気づいた次第です。

■2つの方向性

 世の中には色々な立場や状況の人がいます。相変わらず分類が好きですが、2つの方向性を考えてみました。

①もう少し他の人の立場を想像して考えてみること。
 第一は、視点を広げることです。例えば、今回の事例で言うと、子どもがいない私も、親戚の子どもを見る目を通して視野を広げることが、多少なりとも可能な気がします。仕事面で、顧客や他の部署の人の立場から考えてみることも出来ます。

②自分の立場を突き詰めてみる
 
第二は、「私は私で、こんな生き方もあるよ。」と自分の立場から意見をまとめたり、発言してみたりすることです。横展開され、これはこれで、他の人からの理解を得られるようになるかもしれません。

■最後に

 今回の記事は、自分の驚きから記載したのですが、書きながら後半、既視感を感じる部分もありました。どこかで読んだ本に書いてあったかもしれません。記憶は同時進行的な感じがする時もあります。
 また、私は「読み手」であることが殆どですが、「書き手」の立場の人たちは、常日頃意識している視点かもしれません。

 そして、今回『ロミオとジュリエット』を題材にしましたが、私自身、多くの作品に触れる機会があるので、他の作品でも考えてみたいです。

 本日は以上です。冒頭の画像は「ロミオとジュリエット」で検索し、ともたかさんの画像を使用させて頂きました。ありがとうございました。

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