首都圏の「鈴木さん」に100万円チャンス!
全国の鈴木姓のルーツ、和歌山県海南市が、首都圏に住む鈴木さんを対象に、「海南市に移住すると100万円支給」キャンペーンをやっている。
支援の対象は、東京23区に住むか、東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)在住で東京23区へ通勤する鈴木さんだ。
種々の条件があるが、移住すると市から1世帯あたり100万円が支給され、18歳未満の帯同者がいると1人100万円が加算される。単身者の場合は60万円が支給される。
鈴木一族は、平安時代の終わりごろに紀伊半島の熊野から現在の海南市藤白に移り住み、熊野の信仰を全国各地へ広める取り組みをしたといわれている。(朝日新聞10月4日)
私が住む柿生(川崎市麻生区)も、和歌山から来た鈴木さんが多く、鈴木一族の領地である。
その歴史については以前書いた↓
「鈴木」の名がついたアパートや駐車場が多く、立派なお屋敷も多い。
町内会の役員も、たいがい鈴木さんだ。
むかしは熊野神社もたくさんあったが、それはほとんど整理された(月読神社に合祀)。だけど、柿生には、いまだに和歌山「鈴木」家の結界が張られていると見ている。
ここの鈴木さんは地主で金持ちだから、100万円くらいの支給金に心動かされることはないだろうが、地元民としては、多少「鈴木」が減ったほうがありがたい。
いまのところ、海南市のキャンペーンに応募して移住した人はゼロだという。
私は姓で得をしたことなどない。姓がカネになるとはうらやましい。
和歌山は住んでみたいところだし、私が鈴木姓なら100万円をあさましくいただくところだが・・いまから改姓で間に合うだろうか。