蓮舫出馬は「望月記者」の筋書き? 「立憲共産」へ政権交代「王手」か
元産経記者の三枝玄太郎氏が、今朝のYouTube番組でこう言っていた。
「蓮舫さんの出馬をスクープしたのは東京新聞ですよ。望月衣塑子さんのいる。まあ望月衣塑子さんが引っ張てきたのかもしれないしね。」
蓮舫氏が東京都知事選に出馬表明 立憲共産党都政誕生の可能性は?(三枝玄太郎チャンネル 2024/5/28 発言は動画13分あたり)
なんか、似たようなことが昔あったな、と私の記憶にひっかかった。
2021年10月31日投開票の衆院選で、東京新聞が公示直前に、
「東京8区で山本太郎が出馬して、石原伸晃と対決する」
という「スクープ」を放った。
れいわ新選組の山本太郎代表が次期衆院選で、東京8区から出馬する意向を固めたことが分かった。関係者によると、同選挙区では立憲民主、共産両党が候補者擁立の準備を進めてきたが、各党で調整し、山本氏が野党統一候補になる見通し。同選挙区では、自民党の石原伸晃元幹事長が8期連続当選している。知名度が高い山本氏が統一候補となれば、野党共闘の象徴として注目が集まりそうだ。(東京新聞 2021/10/8)
ところが、記事が出たあと、山本はじめ当事者たちが事実を否定した。
わたしはこれは、東京新聞が背後で、山本の出馬を画策したのではないか、と「憶測」し、それをnoteに書いた。
私はそれを聞いたとき、もしかしたら東京新聞の記者が山本をそそのかしてーーと思った。「軍師」として先走ったのではないか、と。
野党共闘でぜひ自民党を倒したい、政権交代をしたい、活動家まがいの「左翼」寄りの東京新聞記者が、山本に「指図」をし、ついでに(?)スクープしたのではないか、とつい想像してしまったのだ。
(note 2021/10/11)
このときは結局、山本は8区で出ず、立憲の吉田晴美が石原を破った。
結果、東京の記事は誤報となったのだが、なぜこういう記事が出たのか、検証はされていないと思う。
2021年の記事も、今回の蓮舫出馬のスクープも、望月記者の署名記事ではない。
でも、政治に積極的に口を出す活動家の望月を飼っている東京新聞だから、「蓮舫を引っ張ってくる」くらいのことは、するかもしれない。「野党共闘」を推す勢力がいるのだ。
三枝氏も言うとおり、今回は立憲と共産ががっちり手を結び、マスコミがムード作りをしているから、「反自民」の蓮舫が有力だ。
このままでは蓮舫都政が誕生するだろう。
そして、「反自民」ムードが国政に伝播して、「立憲共産」への政権交代があるかもしれない。
マスコミがこのまま「野党共闘」を盛り立てていけば、あり得る。
3年前の選挙時に生きていた安倍晋三は、もういない。
共産が連立に入らないとしても、「辻元清美首相」が誕生するかもしれない。
3年前の衆院選で落選した辻元は、2年前の参院選で復活し、今年、立憲民主党代表代行(ナンバー2の一人)に出世した。次の選挙で衆院に鞍替えはあり得る(前例はないが、参院議員が首相になれないわけではない)。
辻元総理、蓮舫都知事時代。その到来に、「王手」がかかっているのかもしれない。
みんな覚悟しておこう。