【ゲーム紹介】アブラカ…ワット?
いきなり韓国のゲーム事情を書くより、まずは実際に販売されているゲームを見てもらった方がいいと思うので、世界的に評判の良いゲームを紹介します。
『アブラカ…ワット?』は、一見『ドメモ』に見えますが、コンセプトが同じなだけで、全く違うゲームです。
ゲームには、1から8の魔法タイルを使います。それぞれの枚数が1は1枚、2は2枚…8は8枚と、数字と枚数が一致しています。これがこのゲームの鍵です。
各プレイヤーは、この魔法タイルを使って魔法を唱え、相手にダメージを与えて倒すことが目的です。
プレイヤーには毎ラウンド、5枚の魔法タイルが配られますが、表を背にして並べます。つまり、自分のタイルだけ見えないのです。
これで、どうやって魔法を唱えるかというと、他プレイヤーのタイルを見て、自分の持っているタイルを予想し唱えるのです。
ただ、予想が外れると、自分がダメージを受けてしまうので、闇雲に唱えることはできません。
このゲームのキモとして、数字が小さい、つまり枚数が少ない魔法タイルほど強力な魔法というところです。
相手を倒したい。しかし、その魔法を自分が持っているか分からない。というところがジレンマなのです。
魔法を唱えたらボードに並べて行き、使った分だけ魔法タイルが補充されるので、ゲームが進んでいくと情報が増え、予想がしやすくなります。
誰がのライフがゼロになると1ラウンド終了で、状況に応じて各プレイヤーにポイントが加算されます。ラウンドを重ねて行き、一定のポイントに達したプレイヤーが出た時点で勝者が決まります。
推理+魔法ものということで、楽しく遊べるゲームです。
韓国以外にも、アメリカ、ドイツ、フランス、台湾など、世界各国で遊ばれていて評判も良いです。残念ながら日本では現在購入できませんが、各国版が出てるので海外アマゾンなどでは買えるようです。
Abraca...What? (Gary Kim/Korea Board Game 2014)
ボードゲームギーク
https://boardgamegeek.com/boardgame/163930/abracadawhat