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「好き」×「書く」×「紙」=2,500坪を埋め尽くせる


1.お祭りのはじまり

2023年11月11日、初めて「文学フリマ」に行ってきました。

家を出る前に感じたのは、子どものころのお祭り前夜の懐かしいワクワク感。

大人になり日々生活に追われているとなかなか味わえない貴重な感覚です。

会場に向かうモノレールが混んでいて、どんどん文学フリマに近づいてきいる感が車内を包みます。

洗練されオサレな駅名標

駅に到着しても、人の波!
改札を出るまで10分くらいかかりました。

会場は2つに分かれており、お目当てのブースのある第一展示場にまず足を運びました。

ひ、広い!
そして人が多くて前に進みにくい!

2.永見薫さんのブースへ


なんとかお目当てのブースで永見薫さんの冊子と稀人書店さんの本を購入。

動と静 並び


3.あかしゆかさんのブース


次は編集者・ライターで、岡山で本屋さんを営むあかしゆかさんのブースへ。

読む前からイメージが湧き上がる

人見知りの私は緊張してうまく話しかけることもできず、あかしゆかさんをチラ見することしかできませんでした。かわいい方だったなー。

4.じぶんジカンさんのブース

その後は文学フリマで絶対に行くと決めていたじぶんジカンさんのブース。来ている方も多く、すぐに見つけることができました。

大人買い

購入したのは前からほしかったノートに、エッセイ集です。
お品たちは丁寧にビニールカバーに入れてあり、じぶんジカンさんの細やかな愛情を感じました。

じぶんジカンさんとほんの少しお話もできて、とても心が温かに。


5.ミモザブックスさんのブース

あとは前から気になっていたものの、直前に文学フリマで販売することを知った朱野帰子さんの本。

情報収集が不足しており、どのブースなのかわからず。
ローラー作戦で目視で見つけるべく第二展示場に行くも、わからずじまい。

なんとかSNSからブースを特定し、「ミモザブックスさん」と特定。
再度急いで第一展示場へ戻ります。

着いてみると、さっき通りがかった時に人だかりができ、並んでいたブースでした。
なんと!ほしかった朱野さんの『急な「売れ」に備える作家のためのサバイバル読本』はラスト1冊!急いでよかった。(走る体力はなく、少し急ぎ足で)

男子・女子な本


同じくミモザブックスさんで吉川トリコさんの本も購入!ご本人にサインまでしてもらい、ラッキー。

小説家志望ではないのに手にしてしまった


6.いつか私も出したいな


予算オーバーでしたが、欲しかった本は買えて大満足。

流通センター内に充満していた「自分が文学と思うものを書き、紙として売っている」行動力の熱量が、圧倒的でした。

自分の書きたいことを書いて、作って、そして他の人に買ってもらう世界がある。
このことを知って体感できて、自分の中の引き出しが増えました。

私も今度は作り手・売り手になりたいな。

自分の中で制限していた「だれも私に興味ない」が「私に興味はなくとも、私の好きなこと(文学と思うもの)にはもしかしたら気を向けてくれるかも」と考えるきっかけになりました。

しかも紙の本を出すのは小学生のころからの憧れ。

「憧れがもしかしたら現実になるかもしれない」
憧れを思い出し、ちょっとだけ夢が目標になった文学フリマ初参加でした。

(※買った本の感想も読んだのち載せます)





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