アザラシとか氷とか作った話【unity1week参加録】
こんにちは、カキレモンです。
今回はunity1weekについての話です。といってももう1ヶ月以上前の話になってしまうのですが、ワクチン打つなどしているうちにすっかりご無沙汰してしまいました。なんかこう、ふとしたことで友人と疎遠になっちゃって次どんな顔で会えばいいか分からず気まずい時間ってありません?そんな感じで1ヶ月過ぎちゃいました。ところがいい加減ほとぼりも冷めてきたというので、ぼちぼち振り返ってみることにします。つまるところは備忘録です。
今回の自分的ハイライトはアザラシのモデリングと氷の質感なので、主にそれについて書きたいです。
お題「ちゅう」について
……え。難しくない?体感過去イチでした。
語呂合わせを使わず、お題の文字列そのもののニュアンスで真っ向勝負する縛りを毎回課している身としては、当然Kissの話になるわけで。(ネズミの発想は出ませんでした。)当初は特になんとも思っていませんでしたがタイムラインを流し見るにどうも「Kissはセンシティブ(だから避けたい)」という意見が一定数あるようでした。まあ、いわれてみればそうである。
というわけでいかにKissをセンシティブから遠ざけるか。という問題を突き詰めていった結果「動物ならKissしてもセンシティブにならないのでは?」というアイデアにいたり、そしてどの動物が最も自然かを考えたところ今作のコンセプトに相成ったわけです。
水族館のショーでアザラシやらイルカが人類にチューする演目、一度は見たことありません?あの儀式に何の意味があるのかはよく分かりませんが、たぶん割とメジャーな芸じゃないかと思います。個人的にはアクロバティックな芸の方が好きです。
アザラシ錬成の儀
以上の経緯から、アザラシのモデリングをします。実はモデリング自体は今回の1weekで挑戦してみたいことの1つだったので、渡りに船という感じでした。
久しく見ないうちにBlenderが違うUIになったらしいです。若干使いやすくなったのかもしれません。
Blenderのチュートリアルはこちらが分かりやすかったです。モデリングに興味のある方は是非どうぞ。犬のところまでやれば簡単なものは作れるようになると思います。
Eの押し出しを右クリックでキャンセルしたときに面が増えたまま残ってしまうところがつまずきポイントでした。Ctrl+Zでこまめにアンドゥするか、頂点を距離でマージで重複頂点を解消できるっぽくて便利です。
テクスチャはBlenderのテクスチャペイントで雑なアタリをつけた後iPadの無料お絵かきアプリで清書しています。
ほんとはテクスチャの差分を作ったりアニメーションを付けたりしたかったんですが、時間的に不可能でした。アニメーションはいつかリベンジしたいな。
氷の質感シェーダー
アザラシが乗ってる台のところですね。あまり目立たないですが、実はそれ用にシェーダーを書いていて、個人的には結構気に入ってます。
これは割と簡単で、ボロノイ図(セルラーノイズ)で結晶感を出した上に別のノイズを重ねているだけです。たぶんShaderGraphを使ってもすぐ再現できるのではないでしょうか。今回はしませんでしたが、パラメータを時間変化させればキラキラする感じも出せそうですね。
前回も紹介しましたが、シェーダーに興味が湧いた人はThe Book of Shadersを見ましょう。有益な情報がいっぱいあります。
ところでKawaiiは世界共通語らしい
だいたいこんな感じですかね。あとアイコンとタイトルロゴも全部描いたのでめっちゃ疲れました。
主人公がアザラシに決定した時点で自動的にもう1つのテーマも決まっていたわけですが、要するに「kawaii」の雰囲気です。ピアノのブランドではないですね。コメントでたくさん「可愛い」と言っていただけて感無量です。合掌。
曲もそういうイメージで書いています(曲も久々に書きました!よかったら聞いてね!)。これも前から挑戦したかった曲調だったので満足です。
12/01追記:
というか今まで作ったゲーム9割方この系統だよね。たまにはエモい系のかっこいいゲームも作りたいね。
……これ毎回思っています。誰かスタイリッシュなゲームの作り方教えてくれ。
おわりに
このように素材作りにかまけてプログラミングを後回しにすると地獄を見ますよ、という話でした。そうだっけ。
まあやりたかったことは粗方できたのでヨシです。
皆様もよきゲーム制作ライフを!
あ、そうそう作ったやつはこれです。ドウゾヨロシク。
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