マネジメントの極意❷
本日は昨日の投稿の続きです。
「共感されるリーダー」かどうかの分かれ道は、部下のマズローの欲求ピラミッドのどの段階に現れるのか?
まずは第3階層の「社会的欲求(帰属欲求)」を満たしてあげることがポイントだそうです。
部下に対して『キミもチームの一員だ』ということを認知させてあげることが必要で、チームで一緒にするイベントや日常の目配り・声掛けで満たしてあげることができます。
その上で第4階層である「尊厳欲求(承認欲求)」を満たしてあげること、これができるかできないかが共感されるリーダーかどうかの分かれ目なのだとか。
では具体的にどのようにして満たすのか?
(1)自分自身の言葉で褒める
(2)第三者からの賞賛を伝えてあげる
の2つが効果的。
自分自身の言葉で褒めるには、部下の小さな良い部分を見つけて言葉にして伝えることです。
人の良い部分は、悪い部分に比べてなかなか目につきにくいですが、リーダーはそこを見つける眼を養うことが必要で、それは経験を積むことによって身についていきます。 また、自分自身の言葉ではなく第三者の言葉を伝えてあげることも大きな効果があります。
「先日の役員会議でキミの名前が挙がり、役員が良く頑張っていると褒めていたよ。僕も嬉しくなったぞ、ありがとう」
「お客様のHさんがすごくキミに感謝してるとおっしゃっていたよ」
のように、自分以外の人から聞いた部下の褒め言葉を伝えつつ、あなたもそれを聞いて嬉しかった、と伝えてあげることで部下のセルフイメージは格段に上がっていくのです。
そのためにも、自分自身が第4階層もしくは第5階層「自己実現欲求」のステージにいる必要があります。
明日もマネジメントについて。
この記事とても参考になりますよ。