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40度の熱がでた!!

先週の金曜日は父をつれて歯医者、それから週末お泊りして、本日は父の脳神経内科受診。
脳梗塞の治療(t-PA療法(注1)、血栓回収療法(注2))を行って3ヶ月後にどの程度回復しているかを診るフォローアップ受診。
研究のためでもあるのだと思う。

結果、「90歳の治療成績としては100点!」と言われて満足げな父。
朝から片道90分のドライブに耐えた。それにしても暑かった!!

最近、元気がないので、もしかしたら入院中に転んだときの影響がでているのではないかとCTを撮ってもらったのだが、退院後と変わりなく、というより良くなっていた。
新たな出血も梗塞像もなく、一安心。

とはいえ、多少、高次機能障害(思考や記憶、学習が難しくなる脳の障害)があるので、それは日常生活の中でリハビリしていくしかないとのこと。
元気がないのは、「身体がなまるからです。」ときっぱり。

入院後に落ちた体力が戻るのに、85歳以上の脳梗塞後の方だと半年から1年はかかると言われているそう。
となると、90歳だったら・・・・・。😅

「少しずつでもいいから、動いて体力つけようね。」と話しながら帰宅した。
そして、3泊4日の実家滞在を終えて、我が家に戻ったのだが。
その後、新たな問題勃発。

***

夕方、電話がかかってきて、いきなり「40度の熱が出た。」と!!!
えーーーーっ、今流行りのあれ???
と、多少狼狽しながらも、話の続きを聞く。
「(私が)帰ってから、ベッドで横になっていたら熱が出てきて、(母を)呼ぶけど来てくれないから、自力で居間までたどり着いた。ちょうどヘルパーさんが来てくれて助かった。(私に)電話してもらったけど出なかった。」と恨めし気にいう。

え?そうだったの? とスマホ見るけど着信なし。
夕方ヘルパーさんが来たなら絶対連絡あるはず。
どうもおかしい。少し冷静さを取り戻す。
母に体温測定をしてもらうと、案の定「36.7℃」
「触ってみても、熱がある感じじゃないよ。」と母は呑気にいう。
ヘルパーさんの記録を見てもらうと「36.5℃」。

あー、びっくりした。
寝室が暑くて夢でも見たのかな?

先日エアコンをスマホでモニタリングできるように設定してもらったので、見てみると!!!
「暖房」になっていて、外気温26度に対して、室温32℃!
そりゃ、うなされるわ~。
どうしてまた、暖房なんかにしたのー。
(それが、高次機能障害の所以なのだが)

状況がわかって「大丈夫だよ。心配ないよ。」と説明すると、一言
「やっぱり○○(私)がいないと、ダメだ。」とぽつり。

いやいや、それもちょっと困るんです。
もう少し二人で頑張ってもらわなくては。
私も身体はひとつしかないし。

ちょっと長居をしすぎたかな・・・・。
依存させてしまったかな・・・・。
と、反省する今宵。
難しいなぁ。

注1 t-PA療法:t-PA療法とは、脳血管に詰まった血栓を溶かしてしまう薬で、詰まった血管を短時間のうちに再開通することで脳梗塞から救うことのできる効果の高い治療法
注2 血栓回収療法:脳の主幹動脈(太い動脈)が詰まったことによる脳梗塞と診断された患者さんに対し、行われるカテーテルを用いた脳血管内治療のひとつで、血栓回収デバイスにより血栓を回収する療法

解説 脳の話その6


タイトル画像は”写真は呼吸 <こさいたろ>”さんにお借りしました。
なんと、こんな みんフォトがあることに、驚きました。😮
たいへんでしたね。ありがたくお借りします。


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