ちいさな小さな予行演習
一昨日のことです。
夕食を食べていると弟からため息混じりのLINE。
「もう疲れて帰ってくると部屋の中は30度!!
父ちゃんが温風ヒーターの設定を上げてたみたいで、まるで温室だよ。
しかも、先にご飯食べててっていうのに。
二人してボーーっとソファーに座っったまんま。
俺は今から食べるかわからないご飯を作らなきゃいけない。
ぶつぶつぶつ。」
はいはい、と読みながら食事が終わった頃にユピ坊(見守りロボット)を繋いでみました。
「ねえちゃん、ニワトリいなくなったってよ。」
いきなり衝撃の報告!!!
「えーーーーっ?! うそ!!! 私のコッコが・・・・。😨」
父に詳細を確認すると
「朝まではいたんだよ。
たまごを取りに行ったら、卵もニワトリももういなかった。
どこへ行ったんだろうな。
昼間だから、たぬきもこないはずなのに。」
実は、二人してコッコがいなくなったことに胸を痛めていたようなのです。
夕飯どころではなかったようで。
一通り、探してはみたけど、見つからない。
私が悲しむだろうな・・・と二人して途方に暮れていたと。
私はそれを聞きながら、じんわり込み上げてくるものがありました。
身体を左右に振りながら、一生懸命追いかけてくるかわいいコッコにもう会えないなんて。ぴえん。😢
でも、二人のしょんぼりしている様子を見るとあからさまに悲しむわけにもいきません。
父が「またもらってきておくから」というと
弟は「もう! 面倒見れないのなら、もらってこなくていい!!」
そう言い放って、また暗闇の中に探しに行ってくれました。
しょげかえる父。
わかった、わかった。もういいから寝なさいな。
明日になったらどこからか帰ってくるかもしれないから、寝よ、寝よ。
と、慰めていたら、弟の「いたよーー。」という叫び声が聞こえてきました。
「え?? どこにいたの??」
「ちゃんと寝床でいびきかいて寝てたよ。」🤣🤣
父も満面の笑顔で「いたって!!! よかったねぇ。」と嬉しそうです。
「父ちゃんにしっかりしてほしくて、かくれんぼしてたんだよ。」というと、そっくりそのまま母に「かくれんぼしてたんだって。」と教えていました。
よかった、よかった、よかったよぉ。😭
コッコがいなくなったら、私も悲しい。
そこにあるのが当然と思っている命が消える。
必ずくるんだよ、そんな日が。
その予行演習だったかな。
こんな小さなステップから練習しないといけないぐらい、私は身近な命との別れに免疫がありません。
***
こんな騒ぎがあったので、楽しみにしていた”さぼ姉のふ・き・だ・す ラジオ”はライブで聞きそびれてしまいました。
でも、翌日の通勤の車中でしっかりアーカイブを聞いて、チャンネルのタイトル通りふきだしました。
ウリ坊の存在感が声とともに大きくなっていくのが、気になります。
ますます耳が離せませんね。
タイトル画像はお騒がせのコッコです。
今日は仕事が終わってから、実家に帰ります。
2週間ぶりですが、果たしてどんな調子なのでしょうか。
お気軽にコメントお待ちしています。
かる~いノリでいただけると、かる~く返します。