柿地 成房

東京在住。インドアクソおのぼりさん。

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    柿地の描いたエッセイまとめ。バカバカしいアホの日常。

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第一回野菜皿選手権~野菜をお皿にしたい~

唐突だが、私は食材を器にしている料理に憧れている。なんのこっちゃと思われるかもしれないが、くり抜いたカボチャに冷製スープを注いでみたり、トマトの中に小エビを入れたりする、おしゃれなレストランでありそうなヤツだ。 ただ正直な話、そこまで洒落てなくていい。というか、食材を器にしている料理を普段使いしたいのだ。なるべく日常にまで落とし込みたい。 そういうことならもっとも普段使いしやすくて美味しい野菜皿を決める必要が出てくるな。 よし!第一回野菜皿選手権を開催しよう! 第一回野

    • ミリしら干し芋作り

      さて突然だが、私は干し芋が好きだ。 休日に茨城県のアンテナショップに行って干し芋を買い込むくらいには好きだ。 理想の干し芋を求めて、近所中の干し芋を買い求めた日々を過ごしたこともある。 しかしそれくらいのことで、果たして干し芋が好きだと胸を張って言えるだろうか。 私は言えぬ。もっと干し芋への愛を昇華する良い方法はないものか。 ----ああ、そうだ。私はまだ干し芋を作ったことがない。 柿地は決意した。必ず、かの素朴な甘さの干し芋を作り出さねばならぬと。柿地には干し芋の作

      • 濃密インド時間〜東京ディワリフェスタ〜

        というわけで東京ディワリフェスタに行ってきました。 秋晴れの中、イベントに向いてない立地の公園に向かう。 雲ひとつなく、陽の光がまぶしい。やや肌寒いが過ごしやすい気候。まぶしさの不快感を上回るほど天気がいいのは確か。 本来ならご機嫌で鼻歌歌いながら歩いているところなのだが、どうも花粉もご機嫌らしく歩いて早々に顔中粘膜だらけの幕開けとなってしまった。 鼻歌とともに鼻水をまき散らしながら、公園を目の前にする。 長細い公園にギュウギュウの人だかり、プンと匂うスパイシーな香り。

        • いまさらFF14を始めた話

          というわけでFF14フリートライアルを始めました。 すごいもので、FF14は新生編から暁月編まで全5編の拡張パッケージがあるわけだが(メインシナリオだけでも1拡張パッケージが大作RPG一本分くらいのボリューム)、フリートライアルはその内新生編と蒼天編まで無料なのである。しかも期限無制限、スクエニのアカウント作ってあとPS4さえ持っとけばすぐ始められるのである。 もちろん製品版と比べると多々制限(所持金制限、リテイナー利用不可等)があるものの、とりあえずメインシナリオ追っか

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          おれは誕生日にピカチュウに会える男

          今月、私は誕生日を迎えた。 当日特に予定を立てていなかったのだが、前回カービイカフェを満喫した影響でポケモンカフェにも行きたいね、という話をしていた。 夏休みシーズンを抜けたからと言っても、ポケモンカフェは変わらず盛況である。予約は常に埋まっている。 しかしまたしても予約が取れてしまう。夜18時台というとてもちょうどよい時間、そして誕生日当日に。私はまたしても予約戦争に勝ってしまった。まあ、実際予約をしてくれたのはPさんなのだが。 誕生日パゥワーで瞬く間に目的地に着いた。

          おれは誕生日にピカチュウに会える男

          俺はTSUSHIMAの守護者

          ※こちらは以前GHOST OF TSUSHIMAを発売当時にプレイした勢いのまま書き殴り、公開することなくそのままにしていたものです。備忘録のために公開します。 2020年7月17日、発売日当日に私は「GHOST OF TSUSHIMA」を購入した。本作は鎌倉時代で起こったモンゴル帝国の元朝による日本侵攻、通称元寇をモチーフにしたオープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲームだ。制作したのはSucker Punch Productionsというアメリカに拠点を置く開発

          俺はTSUSHIMAの守護者

          犬を見たかった人

          8月某日、炎天下の最中。犬を見たいと急に思い立つ。  私のモーニングルーティーンはシンプルだ。眠い目をこすりながら生気の無い顔で起きる。 そしてあやつり人形のように冷蔵庫に向かう。開けて閉めるまで3秒、起き抜けに麦芽コーヒーを飲むのだ。飲み慣れた味、まだパッケージに紀文と書いてある頃からの付き合いだ。 そしてパンを食べて、鼻炎薬を飲む。こいつも私が鼻タレ小僧だったときから飲んでいる。 腹ごしらえを済ませると、耐え難い欲求がこみ上げた。 犬が見たいなぁ。 Pさんを引き連れ

          犬を見たかった人

          なぜ我が故郷は地味なのか

          私の出身地は佐賀県だ。 佐賀県は九州の北部に位置し、北西には玄界灘が、南東には有明海があり県面積の3割を平野が占める。冬でも雪はあまり降ることがなく、いたってのどかな気候である。 そんな佐賀県は農業、漁業、畜産いずれも盛んであり、有名なブランドでは「佐賀牛」「有明のり」「呼子のイカ」といったそうそうたるメンツがそろう。特に「有明のり」はコンビニのおにぎりや回転寿司などでも多く使われる。 グルメだけではなく、伊万里焼、有田焼といった優れた陶芸品、弥生時代最大の環濠集落「吉野ケ里

          なぜ我が故郷は地味なのか

          街で祭を拾い集める

          夏真っ盛りである。みなさんは夏といえば何を思い浮かべるだろうか。 海だろうか、山だろうか。私は真っ先に祭を思い浮かべる。 どれくらい祭を思い浮かべるかと言えば、自宅で夏祭りをするくらいには祭を思い浮かべている。 ちなみに、自宅で夏祭りというのは祭の屋台で出ているような料理、たこ焼きや焼きそば、焼き鳥などを用意しつつ、ちょっぴり自宅を飾り付けて大量の炭水化物を食うというイベントだ。 これの準備をPさん(彼女)とともに前日からせっせとやっている。中々に骨の折れるのだが、いざやっ

          街で祭を拾い集める

          朝イチでカービィカフェに行ったよの巻

          まさかこの夏休み真っ只中でカービィカフェの予約が取れると思うだろうか。 取れたんだな、これが。 先月、たまたま夜に「カービィカフェとかポケモンカフェとか行きたいな」とPさんと話していた。「空いてるわけねえか!」とたまたまカービィカフェの予約状況をチェックする。 当然、7月も8月も枠が埋まっていることを示す×がずらっと並ぶ。だが1つだけ〇があったのだ。 「明日の朝10時、枠開いてるぞ!」 朝イチカービィカフェ決定の瞬間である。 もうカービィカフェがソラマチで常設になってか

          朝イチでカービィカフェに行ったよの巻

          丸出しにした尻をふり、そして生きる

          毎日を明るく軽やかに生きることはとても難しい。自分ではコントロールできない外的要因でメンタルは常に上下するものだ。 だからこそ、自分自身のご機嫌は自分自身で取れるようになるべきだろう。 そんなときにうってつけのライフハックがある。 それは、丸出しにした尻をふることだ。 日常で尻をふる。料理をするとき、シャワーを浴びるとき、とても大事なメールを書いているとき。できれば笑顔でスボンをおろして尻をふろう。きっとふればふるほどご機嫌になるはずだ。 テンポよく1、2、1、2。尻で

          丸出しにした尻をふり、そして生きる

          夢の国から

          先日、ディズニーランドへ行ってきた。本当に久しぶりのディズニーで、思い返しても15年ぶりくらいだと思う。 ちなみにこの日はPさんの誕生日の翌日、つまりバースデーディズニーデートをキメたわけだ。 一か月前から、ディズニーデートを打診されていたのだが、私はディズニーに行くにあたって懸念していたことがあった。そう、我々はあまりにも体力がなくなっているのだ。 それに加えて夏の炎天下。死の一文字が脳裏をよぎる。曇りならいいが、日中から活動するとなると、インドア派の私は確実に疲労でダウ

          夢の国から

          やめてくれトム、これ以上惚れさせないでくれ【トップガンマーヴェリック微バレ感想】

          今日は昼から映画を観に行った。トップガンマーヴェリックを観るためだ。 公開されてからずっと観よう観ようと思っていた分、気合は充分である。灼熱の太陽もへっちゃらなのだ。 私は律儀(?)な部分もあり、前日にアマゾンプライムでトップガンを復習した。もちろん押しも押されもせぬ名作のトップガンを見たことはあったが、10年以上前のことなので改めて観返すことにしたのだ。 フライトジャケットにレイバンのサングラス、そしてカワサキのバイクを乗り回す20代の若トムは小便漏らすくらいカッコいい。

          やめてくれトム、これ以上惚れさせないでくれ【トップガンマーヴェリック微バレ感想】

          献血ガチ勢になりたい〜はじめての献血〜

          唐突だが、私は何らかのガチ勢になりたいと思っている。 それなりに趣味がある方だとは思うものの、なんでも80点くらいまでしかのめり込んでない気がする。ゲームにしても映画にしても、上手い人や詳しい人、たくさんコレクションする人。 色んなのめり込み方はあるが、どれもそれなりにしかやっていない。 もちろん、それぞれのペースで楽しいと思う程度に趣味に打ち込むべきと思うし、そのつもりで趣味に没頭していたが、最近特にもっと熱を持って取り組みたいなあと思っている自分がいる。 だからガチっ

          献血ガチ勢になりたい〜はじめての献血〜

          照れてスカしてWedding

          前回の記事にも書いたことだが、週末に親友(新郎)の結婚式に参加してきた。 億劫な気持ちを引き摺ったまま、式場に向かう。あまり早く到着しても手持ち無沙汰だろうから、ちょっとだけ遅く着くようにした。 会場内はたくさんの人がいた。多分、私が最後の招待客なのだろう。 億劫な気持ちになる理由の大部分、それは知らない人に囲まれることだ。 もちろん、馴染みの友人たちも出席しているから過度のストレスにはさらされることはないが、浮いた行動をすればすぐにでも吊るし上げられそうでビクビクする。

          照れてスカしてWedding

          バカは嗤う

          友人の結婚式がある。明日には帰省しなければならない。友人といってももはや古馴染みの親友なのだが、それは一旦置いておく。  それはもう億劫だ。正直親友だろうが、遠い親戚だろうが変わらず億劫だ。式典、というものに対する嫌悪感たるやもう! しかも梅雨時、ジューンブライドクソ喰… 言い過ぎた。ソシャゲのイベントもあることだし受け入れよう。しかし、それでも色々と準備が必要なのだ。そういった準備はもうどうしたって億劫だ。 カッターシャツやらなんやら必要なものの買い出しをしていた。しか

          バカは嗤う