【仕事】定年退職後の再就職
(全2,000文字)
今回の記事は、定年退職を控えた年代の方に読んで頂けたらと思います。
今、自分が直面している悩み、将来のビジョン、これから何に挑戦しようかな?といった視点で書きます。
同じ悩みを抱えておられる方と、気持ちや考えを共有できたら嬉しいです。
1.資格で安心は得られない
再就職は資格さえあれば何とかなる!
昔そう思っていました。
それって間違い?と、今は少し思ってます。
もしですが、私が電気工事士の免許をとったとして就職活動したら。周りには私よりも若い人や、その業界で既に経験をたくさん積んだことのある即戦力の方が多数おられます。
私が雇用側だったら…
特定の業界一筋、その世界のことしか知らないオジサン
元気な若者や即戦力のベテラン
どちらを採用するだろう?
結果は明白です(汗)
資格を取る前に、自分がどんな仕事をしたいのか、どうやって生計をたてていきたいのか、どんな生活を望んでいるのか…。
すなわち、どうなれば自分は幸せだって言えるのか?を考えなきゃいけないと、最近は思うようになりました。
2.諸先輩方のぼやき
先に定年していった先輩たちから良くお聞きするのは、
『過去の知識や経験は、民間では全く使い物にならない』
『思ったより職場のみんなは冷たい』
『キツイのに給料が安い。割に合わない』
『現職時代にもっと勉強しておくべきだった…』
といった意見が多く、
まとめると『今までが良すぎた』と仰る方が多いです。
精神的な安心感というものが、自分がこうなりたいと言う状態になってはじめて感じることができる『心の安らぎ』だとしたら、再就職で何をするか定まっていない状態で、『資格だけ持っておけばいい』と言う考えは結果に繋がっていないと思えるのは私だけでしょうか。
興味や好奇心から勉強して資格をとることをひとつの目標として頑張ることはとても良いことだと思います。せっかくとった資格なら、その資格が生かせる仕事も選択肢として増える訳ですし、再就職の助けにもなります。
あくまでも私個人の考えですが、資格をとるだけでは心の安らぎにはつながらない。
家族(夫婦)が幸せに過ごせる状態になるには、どんな状態になっているのが理想的な完成形なのか。
そのためには今から何をやっておくといいのか。
最終的に『どうやって生きていくか』を自分で決めること。
今のうちから考えておくべきは、そういった視点が必要なのかなと思っています。
投資の勉強や実戦は、あくまでも将来やりたいことのための数多くある過程・手段のうちの一つに過ぎません。
(まあ、やっててメチャクチャ楽しいのはあるんですけど(笑))
3.『やりたいこと』を考えてみる
ところで、今資格ってどれくらいあるのか?
試しに検索してみると…1000個以上あるそうです(汗)
本来なら、世の中にある『資格』と名の付くものを全て網羅して分類し、かかるお金や時間の統計を出して、体系的な知識として提供できれば、記事としての価値もあるのかも知れませんが…。
似たようなサイトが結構多くありますから、情報の二番煎じはしません。
あくまでも、自分の考えで、これが重要だと思ったことだけを、いくつかまとめておきます。
〇 資格をとる前に、自分がどんな仕事をしたいのかを先に考える。その次に、そのために必要な資格をとる。
〇 これだけ持っていれば一生食べていける資格!というものは「ある」。当たり前だが、取得が困難。お金がかかったり、時間がかかったりする。
〇 不況に強い資格!というものは「ある」。しかし、同じ資格を持っている人、実務経験がある人も多く、自分だけ得ができる保証は「ない」。
〇 楽をして、お金をかけず、がんばらず、なにもせずに取得できる資格は「ない」。と、一見そう思えるが、実は自分が積み重ねてきた経験や知識が全く使い物にならないか?と言われるとそうでもない。
(要は自分という資産の生かし方次第)
少なくとも、この記事を開いて下さった方は、転職しようかどうしようか悩んでいたり、または、私のように、定年までに今から何かやっておかないと不安だったりと、そのためにはどんな勉強をしておけばいいのか?と思われてることと思います。
隠された謎を解くカギ
とっておきの魔法の特効薬
のようなものを期待されていた方には申し訳ありませんが、その答えは自分自身で見つけないといけない。かけうどんはそう思うんです。
4.過去記事紹介
↓ なぜか、スキと閲覧回数が一番多い記事です。タイトルが良かったのか、興味がある人が多いのかはわかりませんが、まだ伸び続けています。
過去に実際にあったこと、かけうどんの資格に対する考え方を根っこから変えてくれたエピソードを収録しています。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
過去のお仕事記事をここにまとめていますので、読んで頂けると嬉しいです。フォローもできるだけお返ししますので、よろしくお願いします。