【投資】かけうどんの株日記(第64話)
(全2,222文字)
皆さんおはようございます。
個人投資家のかけうどんです。
今週も小さく生んで大きく育ててまいりたいと思います。
本記事は、かけうどんの株日記です。特定の銘柄を推奨したり、手法を押し売りするものではありません。私個人の取引から得られた教訓や、個人的な感想、実際に自分で試してみたことや勉強したことを基に書いています。
まだ投資はやったことがない、これからやってみよう、とりあえずどんな勉強をしたらいいのか分からない、そんな初心者の方向けの記事になります。
【重要/注意事項】
○ 投資は全て自己責任で行う
○ ネットや本に書かれていること
他人の意見を鵜呑みにしない
必ず自分の頭で考えて判断する
以上をご理解頂ける方に限り、続きをご覧ください。
投資での損失につきましては当方は一切責任を持ちません。
1.資産は四種類あるんだって
ごく一般的なお話ですが、資産とは自分のポケットにお金を入れてくれるもの。負債はポケットからお金を持っていくもの。『金持ち父さん・貧乏父さん(著ロバート・キヨサキ)』
とても上手く表現されてると思います。
同著書の中では、「持ち家すら負債」と言い切っているところが凄いなとも思いました(汗)
この本を読んだ人は、だいたいこのあたりの表現でウンザリしちゃうとも聞いたことがあります。
でも、うまく核心の部分を突いているとも思います。
【資産の種類】
(1)仕事・ビジネス
働いている限り給料が出る。仕事を持っているということが資産を形成するもとになっている。…のですが、大きな視点から言えば、会社やビジネスの仕組みそのものを保有していること=資産という意味ですね。
(2)コモディティー
商品やモノのこと。安く仕入れて、それを売る。売り上げ=利益が出る。世の大富豪の大半は、このコモディティーで儲けてると『1年で億り人になる』にも書かれています。怪しいネットビジネスや商材販売などの眼に見えないお金ではなく、大きなお金を動かしている人ほど、ゆるぎのない存在である『モノ』に投資しているのかも知れません。
(3)ペーパーアセット
私もやっている株式投資はココに該当しますが、他にも国債や社債など、様々な証券や紙などに何らかの信用価値があり、お金を投じることで増えたり減ったりするものでもあります。
(4)不動産
持っている家やアパートなどを貸すことで家賃収入を得るものです。他の資産が売り買いによって儲けが出るのに対して、この不動産は長期安定したキャッシュフローを生んでくれます。ただし、育てるのに時間が一番かかる投資でもあるかも知れません。
余談ですが、『金持ち父さん・貧乏父さん』の著者ロバート氏は不動産王ですが、この本を読んだ人の大半が不動産投資に走ってしまうのも分かるのですが…。この本に書かれている本質は、実はそこじゃないことに気付いてない人が多いような気もします。
2.私が株式投資をはじめた理由
おじさんの自叙伝を聞いても足しにならないかもですが(笑)
恐らく4つの資産形成で一番利益が出るのは間違いなくコモディティーだと思います。時間はかかるけど、2番目になるのは不動産でしょうか。
私もそれなりに投資の元金が準備できて、銀行から融資を受けて物件を買えれば不動産投資を最初にはじめていたと思います。ただ、投資に関しては、妻から強く止められているのが、「良い借金・悪い借金にかかわらず、借金はNG」と言う制約をかけられていたので、おのずとお小遣いの範囲で可能な株式投資になったという訳です。
家庭をお持ちの方でも既に複数の不動産物件を所有していて、立派に大家さんとして運用されておられる若い方も身近にはいますが、私の場合は、現状は株式投資で次の投資元金を稼ぐ必要があります。株で目標金額が稼げれば、晴れて次の段階に行けるんですけどね。
実際に株式投資をはじめてみて思ったのが、株って意外と面白かったということです。本気を出して勉強しはじめ、実際に取引を何度も繰り返してみて思いましたが、本当に楽しいです。毎日の過ごし方や時間の使い方も充実していますし、やってみて良かったかなと思います。
3.最後に
今日は、資産の種類について、意外と知られているようで知らない方が多いように感じたので、本を参考に説明してみました。
ここから思えることは、日本人のほとんどが、いずれの資産も実は持っていないということになってしまいますね。
日本人が保有する預貯金の金融価値は約二千兆円とも言われているので、最近テレビCMなどで頻繁に観る「投資をしよう!」「NISAを活用しよう!」みたいなのって、言い換えれば「こっちで狩り採りますので早くここに並べてください」って言われているような気もします。
絶対にやらない方がいい!とまでは言えませんが、ブレーキの無い自転車で峠道を走るようなことは常識で考えれば普通はしません。
最低限の勉強をしてからやっても遅くないと思うんです。
毎日の仕事で疲れ切って、家に帰ってからの少ない時間を使ってまで勉強しよう!と言う気になる人って少ないと思います。自分もそうでした。
でも、この先、経済環境が大きく変わっていき、若い頃と同じくらいバリバリ働けるならまだしも、年齢を重ねてムリもそんなにできなくなるんじゃないか?と言うのを考えると、お金の勉強くらいはしておいた方がいいのかなと思うようになりました。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。