【仕事】再就職に役立つ最強の資格
みなさんこんにちは。
ジュラシックなイメージ画ですが、タイトルから連想して、これに(笑)
今日の記事は、もうすぐ定年で再就職を考えておられる方向けの記事になります。若い方のこれからの人生設計にも参考になるかな?と思います。
(全1,111文字)
【自分は何をしたいのか?】
職場の定年退職予定者を対象にした職業補導教育に、管理者として立ち会った当時のお話です。
一通りの講義を終え、講師が締めに入ろうと
『何か質問はありますか?』
と問い、そこへ年配の職員が手を上げました。
「どんな資格を取れば、良い就職先が見つかるのでしょうか?どんな資格を持っていたら就職に有利になりますか?」
講師は真剣な顔で答えます。
『いい質問ですね。さて、この答えが分かる方はいますか?』
質問に質問で回答されてもなぁ…(笑)
と言う空気が漂う中、皆さん思い付くことを答えていきます。
『うーん、そうですねぇ…ずばり言いますと、司法試験を受けて弁護士の資格をとって下さい』
会場はややざわつきました。
講師は続けます。
『まず、考え方なのですが、「資格を持っていたら職にありつける」と言う安易な考えを捨てることです。
本来、資格と言うものは、自分がやりたい仕事があって、その仕事に就くためには〇〇の資格が必要だから取得する。ということが大事です。
長年この仕事をしていますと、今あったような質問もたくさん受けます。
そのたびに私は同じことを申し上げるようにしています。
たいていの人が、弁護士は無理です~と仰います。肝心なことは、自分がどんな仕事をしたいか?なので、順番を間違えないようにしましょう。』
向上心をもっていろいろな勉強をすることは、とても良いことだと思います。実際に私も、再就職には全然有利にならないかな?という資格をいくつか持っています。興味本位だったり、純粋に興味があるからという理由で勉強したものなどです。
そこで疑問がわきました。
その話を聞くまでは、私も持ってたら有利な資格ってなんだろう?の側の人間だったのですが、いざ、やりたいことは?と聞かれるとすぐには出てきません。
同じ仕事を何十年もやっていると、さすがにその道のプロになれますが、その経歴や経験値がいったんリセットされ、社会的地位がなくなると自分はただのおじさんだからです。
部下の教育に付き添うという形での聴講でしたが、とても良い勉強をさせて頂けたと思います。
今も職場の若い人たちから同じような相談や質問を受けた時は、このエピソードを引用しています。
そして自分自身の将来の夢や自分探しの旅は続いています。
かけうどんの夢の話はまた今度機会があれば書きたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。