普通の家をスマートホームにする第一歩
スマートホームとは
IT(IoT、AIなど)の技術を駆使して、安心、安全、省エネ、便利を実現する住宅のことで、私の指すスマートホームは特に利便性が一番強いと思います。具体的にはエアコン、テレビ、照明といったスマート家電をアプリやスマートスピーカーで一括管理できる住宅を指します。
例えばこんな感じです。
①音声一つで電気を付けたり
②家の帰り道から、暖房を付けたり
③朝決まった時間にカーテンを自動で開けたり
どうやって作るのか?
スマートホームを作るには、スマート家電を購入するか、現在使っている家電をスマート家電に変えるかのどちらかになります。
①Wi-FiやBluetoothが搭載されている家電(スマート家電)
こちらは元々スマート家電として売り出しているので、何の細工もせずにスマート家電になります。例えば、この加湿器であれば、スマートフォンからオン・オフを操作出来たり、設定した湿度に合わせて自動調整してくれたりします。
②赤外線リモコンが付いている家電
代表的な例は、テレビ、エアコン、扇風機など、普通のリモコンが付いている家電であれば、スマートリモコンさえ購入すれば、スマートフォンからの操作や音声操作が可能になります。
それこそ、エアコンであれば暖房・冷房の切替から温度設定まで容易に可能になります。
Amazon SwitchBot スイッチボット スマートホームより引用
③物理的なボタンのスイッチが付いている家電
次にスマート家電でも、赤外線リモコンも何も付いていない家電であるが、ボタン式のスイッチが付いている家電であれば、このようなスマートスイッチを購入すれば、押して、スイッチのオン・オフが出来ます。
例えば、こんな感じで電気のスイッチや給湯器のスイッチに取り付けて、スマート家電化させることが出来ます。
Amazon SwitchBot スイッチボット スイッチ より引用
④スイッチも何も無い家電
最後に赤外線リモコンも無ければ、ボタンのスイッチも付いてない家電、例えば、卓上ライト、サーキュレーター、加湿器などには、このようなスマートプラグが適しています。コンセントにこのスマートプラグをかませるだけになります。
Wi-Fiを経由して、スイッチのオン・オフだけを可能にします。
Amazon TP-Link WiFiスマートプラグ 2個セットより引用
スマート家電にする場合に絶対必要な物
以上で、普通の家電をスマート家電にするやり方を全て紹介しましたが、スマート家電にしても、スマートフォンからの操作となるため、若干面倒臭いと感じると思います。
なので、スマート家電にする場合は、必ず音声操作(Alexaなど)を可能にするスマートスピーカー対応のスマートホームハブ(Echo Dotなど)の購入が絶対に必要だと思います。
家電の操作が音声から出来るようになったときの便利さを味わったら、もう後戻りは出来なくなってしまうでしょう。
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Kak san プロフィール(自己紹介はこちら)
1983年神奈川県鎌倉市生まれ。都内某大学大学院工学研究科修了後、大手電機メーカーに就職。エンジニアとして年間100日の海外出張から急転、365日在宅となり、家内の快適さを追求するため、スマートホーム化、ホテルライクな暮らしを模索し、発信しているスマートホームスペシャリスト(自称)。スマートホーム化に生じる様々な壁を業務で習得した解決能力と改善力で前進させる。趣味はお酒とお笑い。