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『ONE PIECE FAN LETTER』を視聴して感じたことをそのまま。

みなさんどうも。かけんです。

今回はnoteでは久しぶりにONE PIECEの話をしたいと思います。
アニメ放送25周年記念として放送された『ONE PIECE FAN LETTER』を先日視聴いたしまして、とても感動しました。noteに気持ちが動いた証を残しておきたいので、書いてみます。
セリフのネタバレありですが、ストーリーの筋は皆さんの目で見てみてください。。。

心に響いたのは、主人公の少女がナミにへの手紙を取り返すシーンと、海兵のセリフですね。
あれ?麦わらの一味とかキャラクターじゃなくて?一般人の言動が響いたの?と思われるかもしれません。
普段の放送ではルフィたちの冒険を追っていますが、今回の『ONE PIECE FAN LETTER』では、ルフィたちと同じ世界を生きるONE PIECEを追い求めない人々を描いています。
頂上戦争から2年後、シャボンディ諸島に集結する時期の一般人たちの視点です。

主人公はナミが好きな少女。
散り散りになった麦わらの一味がシャボンディ諸島に集結する日を少女が予想し、ナミに手紙を届けるために出かけるところから物語が始まります。


終盤、海軍が一味の出航を止める作戦を企てていると知り、少女が勇気を出して海兵たちに向かっていくシーンがあります。
そこでの少女のセリフがとてもよかったんです。

ナミさん、あなたは私の希望です。
力が全てのこの世界で、傷つけられて、踏みにじられて、それでももがいて走って、精一杯自由に生きたいって、
そう思えるようになったのは、あなたのおかげです。
どうか、これからも素敵な冒険を、続けてください!

ONE PIECE FAN LETTREより

直接手紙は渡せなかったものの、少女は遠くのナミを見ることができ、涙を流しました。
元気なナミさんの姿を見れただけでも嬉しくて仕方がない。。。そんな思いが少女の表情から読み取れます。
力だけじゃない、精一杯生きて自由をつかんだナミに勇気をもらった少女は、また新しい1日へ踏み出して行きました。

ナミ好きの少女、これを現実で言うなら、
推しに元気をもらって日々頑張って生活してる私たちに置き換えることができます。
「あなたのおかげで変われました」
みなさんそれぞれに伝えたい人がいると思います。
直接会えなくても、あなたがいるから今最高に幸せ。
そう思える毎日に感謝をすると共に、
少女のように新しい次の一歩踏み出そう!とシーンから思えるのではないかなと思います。


また、頂上戦争で戦った海兵にも焦点が当てられております。
その海兵は弟とうまく行っておりませんでした。戦争の最中、弟が瓦礫で身動きが取れず、助けようと思っても怖くて一度後退りした時、

「おれは 弟だ!!!!」

エースを助けにいくルフィの声を聞きました。
兄は弟を助けるために振り返り、一歩を踏み出します。

時が経ち、ルフィの手配書を見て

ーあの男の声を聞かなければー
全ての出来事は、少しずつ俺の人生を変えている。
生きて帰れるとしたら、俺もいつか、
誰かの人生を変えるきっかけになれるだろうか。
あの男のように。

ONE PIECE FAN LETTERより

と2年前のあの日を振り返ります。

全て、経験したことが自分を作り、変えていく。
今まさに私が実感していることです。
変化が嫌で、新しいことに触れることが苦手で仕方がなかった時期もありまして、自分から出来事を生まなかったんですけど、
外に出ることが増えてから、新しい出会いがあり、出会いからきっかけに繋がることが少しずつ増えてきました。
あの時出会えていたから、今の私がいる。今後も自分を変える出来事にたくさん会えるんだろうなと思うと、前を向いていけますね。

この海兵みたいに、誰かの人生を変えるきっかけになれるだろうか。と思うときがあります。そんなことを考えられるぐらい偉くもすごくもなんともないですけど、
私にとって、考え方を変えるきっかけになった人がいます。だから私も誰かにとっての変わるきっかけになれたらなって思うんですね。
自分のやりたいことの道には霧がかかり続けていますが、明かりがかなり先で灯ってる感覚です。やりたいことを丁寧に、直向きな姿勢で取り組んでたら、誰かのきっかけになれるのか、そんな思いを抱きながら今を生きていこうと思えたシーンでした。


ここまでは、作品の好きなセリフを挙げましたが、今回メインになっている少女や兄弟海兵に名前がついてないことが印象的でした。海賊物語を描くにあたって、名前が必要のないモブのような存在。そこに焦点を当てると、物語の世界がまた違って見えてきます。
20周年でも30周年でも描けない、25周年だからこそ描けたストーリーだ(意訳)と製作陣の方もおっしゃってました。
漫画で見てると、やばいな海軍大将、やばいな麦わらの一味!って感じで追っていけるんですが、一般人視点から見た頂上戦争は絶望の2文字しか思い浮かびません。改めて、あの世界を生きる海賊たちの凄さを思い知らされます。
海賊、一般人の一場面の描き方がすごく丁寧でよかったです。


本編では見れないストーリーにもこんなに心を動かされるとは思いませんでした。

物語でも現実でも、みんな何かを抱え、何かを支えにして生きている。
私もまた、変えてくれた人、出来事を支えに、
心の声を聞いて心のままに進んで、理不尽なことを跳ね返せるぐらい強く生きようと思いました。


光と影の演出、そして映像を彩る音楽、映画を一本見たかのような満足感のある『ONE PIECE FAN LETTER』は、TVerで視聴できます。
そして、なんと本日10月24日からNetflixでも配信されるようです!
私が書いたのは好きなシーンをつまんだだけ、
どんな物語なのかをアニメを見て知っていただけると嬉しいです!
頂上戦争やシャボンディ諸島に集結する話も絡んでいるので、ONE PIECEを見たことない方には少し難しい話かもしれませんが、推しのいる方はぜひ。

結局宣伝になってしまった。。。
見たら必ず感動します。もしよかったらご覧くださいませ。

ということで今日はこの辺で
では〜(^^)



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かけん
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