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仕事の合間にデモをする、雑貨屋だって声を上げる

こんにちは、中東パレスチナの手仕事のお店「架け箸」です。
停戦を、人間の尊厳を様々な手法で訴え続けてきたこの2カ月半。
状況は良くなるどころか歴史に残る人道危機が続いています。

お店として出来ること・やるべきと思うことを信じてやっていく傍ら、
初めてデモに参加したのが11月半ばでした。
プラカードを掲げて移動する形式のものです。

それから3度同じ形式のデモに参加し、
シットインという座った状態でプラカードを掲げるデモ、
スタンディングというこちらは立った状態でプラカードを掲げるデモに参加しました。

多分、デモに参加するってとてもハードルが高いんじゃないかと思います。
私自身も、やっぱり誰一人知らない集団にいきなり入って一緒に行動して、通行人にも好奇の目で見られるかもしれないし、怖い目に遭うかもとかどこかでは思っていて。

自分でも、少しまだ緊張はしていると思います。

それに「デモに行くぞ」って家を出るの、なかなか無いことですよね。

でも、こないだたまたまインスタで素敵な投稿を見かけたんです。

一部引用すると

デモは行くのが敷居が高い
国会前にも官邸前にも馴染みがない
それは今までの当たり前で
ご飯の前に立ち寄るとか
友達と待ち合わせするとか
ふらっと顔出してみるとか
日常の延長にデモやスタンディングがあることが
新しい当たり前に変わっていくといい

Instagram e_r_i_e_r_iさん

なるほど~と思って。

私も用事が終わってからデモに行ったり、デモに行けるように予定を調整したりして、自然な流れの中に組み込むようにしていて、

そうするとここで言われているように違和感なく自分の暮らしの一部として社会運動ができる感覚があります。

実際暮らしの為に声を上げている訳だし。
そこが乖離しているのも変な話かもしれませんね。

直近で参加したスタンディングの主催の方も
仕事の合間にやっているんだと仰っていました。

仕事⇒デモ⇒仕事 ということ。

勿論、強く言いたいのは
そこまでして声を上げないといけない状況は問題だし
それが長期化するなんてもってのほかだと思っています。

一刻も早く歴史に残るような今の行為を、そしてこれまでずっと続いてきた尊厳の否定をやめて欲しい。

ただ、デモの在り方が
もっともっと多様に、柔軟に、自然になっていくように
どんな問題にしても
声を上げるのがごくごく普通で負担が無いことになるように

そう思います。

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架け箸 | 中東パレスチナ×日本のカワイイを届けるクリエーションブランド
架け箸はこれからも継続的にパレスチナを訪れ、日本に出回らない生の情報を発信したいと思っています。いただいたサポートは渡航費用や現地経費に当てさせていただきます。

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