【マダミス好き必見】『マダミーティング』参加感想レポ〜マダミス界の最先端を語る集い〜
こんにちは、かけまちゃです!
2月18日に『マダミーティング』というイベントに参加してきました!
マダミス界において大きなイベントというのはそこまで多くないのですが、
そんな貴重な機会に参加をしてきて、個人的な意見と一緒に簡単なレポートにまとめました!
※自分の思うことをつらつらと書いていくだけなので、
イベントのコンテンツに関してはよければアーカイブをご覧ください!
『マダミーティング』とは?
概要
『マーダーミステリー好きのためのイベント』
マーダーミステリーの有識者を集めて、
最新トレンドからSNSで話題となっているホットなテーマまでマーダーミステリーの最先端を語り合うイベントです!
日時: 2024年2月18日(日)
時間: 11:00-16:00
場所: 港区立産業振興センター11F 小ホール/大ホール
コンテンツ①講演会&討論会
当日、会場内では大きく分けて二つのメインコンテンツがありました。
《講演会(小ホール)》
各登壇者が18分間のプレゼンテーション形式で、「マダミス制作ノウハウ」「マダミス市場の未来」「過去作品の小話」などについて語ります。店舗オーナーやマダミス作家といったマダミス界の重鎮から、ここでしか聞けない裏話をたくさん聞くことができました!
《討論会(大ホール)》
パネルディスカッション形式で決まったテーマを元にマダミス有識者が徹底的に議論を行います。X(旧Twitter)で話題にあがるようなセンシティブなテーマに関しても包み隠さず全てを語り尽くします!明らかに『これ、触れて大丈夫?』と思ってしまうような話題に入り込んでいくので聴いているこっちまでヒヤヒヤしていました><
コンテンツ②出張読み合わせカフェ
二つのホールの間にあるラウンジでは「出張読み合わせカフェ」が開催されていました!気になる公演や討論の合間に休憩としてその場で出会った方々と読み合わせで遊ぶことができました。
▼読み合わせカフェについて概要はこちらから
読み合わせカフェでは、演劇などをしていない方でも気軽に脚本の読み合わせを体験することができます!
実際に読み合わせ体験ができる作品としては、
マーダーミステリーのシナリオ読み合わせと似ている部分はありつつも、体験感はよりお芝居に近いものでした!演じる題目もシリアスものからコミカルなお話までありました。
(実際、本当に舞台脚本家の方や演出家の方が書いているパターンもあるらしい!)
Xでも少し話題になっていたので気になっていましたが、会場には知り合いが少なく、なかなか勇気を振り絞って手を上げることができませんでした…
そんな状況を見かねてか、
スタッフさんから『ご一緒する方お探ししますよ!』とお声がけいただき、マッチングまでしてもらえました!
しかもなんとマッチングしたのは討論会の登壇者でもある『住谷美紅(みくみん)』さん!!!
(コノハナストーリーで『或ル胡蝶ノ夢』『学校の解談』を手がける作者様です)
今回は『アオナ』というお話の読み合わせ体験をしました。あるお店の店員と客になりきり、コミカルなボケとツッコミを全力炸裂させてました笑
20分程度で簡単に体験することができるので、
気に入ったら似たようなお話を、合わないなと思ってもテイストの違うお話をすぐに遊ぶことができるのでライトに楽しめるなと思いました!
マダミスの読み合わせやロールプレイが大好きだという方には刺さるコンテンツかなと思ったので、ぜひ機会があれば体験してみてください!
▼上野や中野、新大久保などで開催しています。
開催情報はこちらをチェック!
コンテンツ③イベント限定物販
最後にマダミス界隈のイベントに付き物といえば、やっぱり物販ですよね(^_^)
今回もラインナップがたくさんあり、店舗等では取り扱いの少ないシナリオや関連グッズが多く出品されていました!
毎回こういうイベントに参加するかけまちゃとしては財布の紐が緩くなりがちなので、限定商品と言われると買わずにはいられませんね…笑
今回は
・シュレディンガーの密室の前日譚
・月夜の少女(天使は花明かりの下での外伝小説)
・ヤノハのフタリ2人用読み合わせ台本
を購入しました!どれもマダミスファンなら喉から手が出るグッズなので、誘惑に負けた僕は何も悪くないですよね(?)仕方ないですよね(?)
シュレディンガーの密室だけ未体験なので、シナリオ体験をしてからゆっくり味わおうと思います。
参加してみてのかけまちゃ的感想
①マダミス広報部として
イベントに参加してみて一番最初に感じたのは、
「マダミス市場はまだまだ成長するぞ!!!」という勢いでした。
これまでボードゲームやデジタルゲーム業界、謎解きや文学の世界にいたマダミス界の重鎮方が口を揃えて「マダミスは総合格闘技的なエンタメコンテンツだ!」「まだ見ぬ面白さがあるぞ!」とワクワクした想いを語れるコンテンツがこの先伸びないわけがないなと思いました。
実際にマダミス広報部が設立されることになった背景も、そういった時流があってだと思います。
そして伸びる市場だからこそこれからも新規参入により、作品数はどんどん増えてくるかと思います。それ故に選びきれずに埋もれてしまいかねない面白い名作たちが今後はたくさん増えます。
シナリオ内容をしっかりとユーザーに伝えながら、
「ミスマッチをいかに減らして楽しく遊んでもらえるか」
がマダミス広報部としての活動の意義だと思います。(個人的解釈)
マダミスの面白さを広げながら
作品とのミスマッチを減らせるような活動を進めていきます!
②ひよこの杜のスタッフとして
マダミスコンテンツは伸びているけど、
まだ地方の文脈では語られていないなと感じています。
というかそもそも関東・関西ですら新興の業界なので仕方ないのですが…
私は仙台で「ひよこの杜」というイベントスペースの運営に携わっておりますが、やっぱりどう考えてもマダミスはまだ地方の人には中々遊んでもらいづらいなと感じています。
『価格の問題』『立卓のしづらさ(スケジュール調整の難しさ)』
色々ありますが、オンラインも含めて地方の方々にももっと触れてもらえる機会を作らなくてはなと感じています。特に私は今東京にいるので、いかに最新のマダミスを流通させられるか頑張りたいところです!
③1人のマダミスファンとして
討論会も講演会に参加してみて、マダミストレンドと定義の話が1番おもしろかったですね。今年のトレンドでは『6人のペアマダミス』『ストーリープレイング』がトレンドとのこと。確かに2023年に遊んだ中でもペアマダ系の作品が人気だったなと思いました!制作難易度も高いのですが、3人用の作品や少人数のシナリオが今年は多めに出ると予想されてました!(人数も少ない方が遊びやすいですよね^ ^)
▼以下6人用ペア系マダミスの作品レビュー
またマダミスの作り方のお話も興味深い話が多かったです!佐藤倫(じゃんきち)さんの『ハンドアウトの中を作るな、ハンドアウトの前を作れ!』が1番心に残っています。
マダミスはコミュニケーションが中心のゲームなので予測のできないキャラクターの掛け合いがありますが『その予測不可能な会話をどうデザインするのか?』がマダミス制作においては重要だとおっしゃっていました。
マダミスってキャラクターの心情が軸にあって会話を設計しているのかと思っていたんですが、会話をどう設計するかに合わせてハンドアウト情報やキャラ背景を加えて形作られていると聞いて驚きでした、
マダミス作りたいなぁーと思っている方も読者さんにいらっしゃると思うのですが、じゃんきちさんの講演は必見です!
イベントを見逃した方のために!(3/8まで)
というわけで色々と思うところを書いてきたわけですが、
こちらの『マダミーティング』は、
アーカイブで全ての講演会と討論会の内容を視聴することができます!
・マダミス制作をこれからしたい方
・マダミスGMに興味がある方
・マダミスの未来を感じたい方
におすすめのコンテンツがたくさんあるので、
ぜひラジオ代わりに聴いてみてください!
▼チケット購入はこちらからできます。
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