【発達障害の"D"】
発達障害は正確には通称です。
昔の「広汎性発達障害」を略して発達障害と言っているに過ぎません。
そんな通称の発達障害ですが「ADHD」「ASD」「LD」の3種類に大別されます。これらの最後の「"D"」は何の略でしょうか?
※ワンピースのDが何の略かも私は気になっています…
さて、最後の"D"はDisorderの頭文字です。
このDisOrderには社会との障害が発生しているかが込められています。
本田秀夫先生の著書などではASやADHの特性はあるけど、困っていない例として"D"が無い場合もあると表現されています。これは「特性」と「障害」は別個の物として捉えている例となります。
ちなみにASDとADHDの併発に関しては医師の中でも意見が割れている部分であり、自分も素人ながらに色々と考えている部分でもあります。
また気が向いたらタラタラと語ってみたいと思いますが、今回に関していうなら「特性が強い=障害」では無いと言う事を強く言いたいと思います。
ASやADHの特性が色濃く出ている人は確かに社会との関わりで苦労する事も多いかも知れません。しかし、本人自信がそれを障害と捉えていない場合は、果たしてASDやADHDなのでしょうか?
違います。
なぜなら病名と言うのは困っていて初めて「病名」だからです。困っていない、苦しんでいない、問題が無いのであれば、病院にかかる事自体が不要な行為です。なぜなら病院と言うものが「困っている人を治す場」「困っている人が生きやすくなる場」なのです。
今現在で困っていないなら行く必要自体がありません。
自分自身が…子供が…発達障害と診断された場合はショックも大きいかと思います。そんな時にこのDがあるのか、どこにDを感じるのかを考えてみてください。
もしかしたら、生き方を変える事でDから離れて、ASやADHとして特性はあるが病名は無い生き方があるかも知れません。