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【発達性協調運動障害(DCD)


ザクッと言うなら「不器用」です。
異なるのは、身体的には問題が無い事。つまり身体が思い通りに動かせない、粗大運動や微細運動が困難など、身体的に問題が無いのに身体運動に問題がある疾患です。

人間は動く時に脳内から様々な指示を全身に送っています。この発達性強調運動障害は、この指示伝達に問題がある疾患と言えます。

明確な原因は不明ですが、ちょっとした動作を行う時に「過剰に力が出る」「過大に反応する」など、自分がイメージする行動が実行できません。

その為、周囲から「もう少しゆっくりで良いよ」などと言われても出来ないのです。

よく「動けない」と言われる場合がありますが、これは間違いで、DCDの中には過剰に力が入る場合もあります。その為、周囲からは乱雑な人と見られる場合も…

対処方法は自分の中のイメージと力加減、行動の仕方無いを1つずつ学ぶ形になります。しかし、これが本当に難しい…また、力が出ないDCDの場合、そもそもイメージに至る力が無い場合もあったりします。


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