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【特別児童扶養手当の地域格差】

自分がずっと気にしていた内容の研究発表が出てましたので共有します。

現状では、あまりにも地域格差が激しい特別児童扶養手当を適正化すると共に、ガイドラインなどにより、判定の明確化をする為の研究です。

…って、研究されているのは本田秀夫先生と篠山大明先生ですか!?

こちらの特別児童扶養手当の地域格差は本当に大きな問題です。
以前ニュースに下記のような記事が出ていました。

横浜市で特別児童扶養手当の申請に対する却下率が15倍上昇した記事です。

なぜこんな事が起こったのか?原因は分かりません。
しかし、記事内や周囲の話からは「認定医が変わったから」と言う実に曖昧な内容が見え隠れしました。そう、特別児童扶養手当ですが、受給可否を決める医師の判断によって、また、自治体の基準によって受給可否が違うのです。

ちなみに、特別児童扶養手当ですが令和6年4月時点では、
 1級:55,350円 / 月
 2級:36,860円 / 月
となっており、決して安い金額ではありません。
(※所得制限により不支給制限あり)

この「特別児童扶養手当」が自治体によってかなり差が激しいのです。
実は却下率は公表されているので調べてみると 0%~60% と都道府県などによって大きく差がある事がわかります。

もちろん、申請自体を受け付けない、と言う福祉界隈で良く聞く現場判断が働いている可能性も0では無いです。しかしそれにしても差が大きく過ぎるのではないか?と言う事で当初の課題である「特別児童扶養手当の判定に関わる地域格差の是正」に繋がってくるのです。

これで少しでも良い方向に進めば良いな…と心の底から感じております。

#発達障害 #神経発達症 #いいねシリーズ

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