![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41626721/rectangle_large_type_2_5f159c112da5273855a190ab41ba3662.png?width=1200)
2020年8月デビューの科学コミュニケーション系VTuberがこれまでを振り返る
こんにちは!科学コミュニケーション系VTuberの北白川かかぽです🐤🥝
私は2020年8月1日にデビューして以来、科学コミュニケーションを軸に様々な活動に取り組んできました。
まずは以下の自己紹介動画をご覧いただけますと嬉しいです♪
リサーチャー系VTuberの北白川かかぽです🐤🥝
— 北白川かかぽ🐤🥝リサーチャー系VTuber (@kakapo_research) November 10, 2020
📺YouTube:https://t.co/8qecHhXk3e
📝note:https://t.co/FeiZ3Dl0c9
🍬マシュマロ:https://t.co/tsw8lDkb1X
🍠干し芋:https://t.co/lhFaD1k969
総合タグ:#かかぽ調査員
配信タグ:#かかぽLive
FAタグ:#かかぽあーと pic.twitter.com/Q4l4UMC7Ao
「そもそも科学コミュニケーション(サイエンスコミュニケーション)って何?」という疑問を抱かれた方は、下記のnoteや配信アーカイブをご覧ください。
今回の記事は「学術教育サイエンスコミュニケーション系 Advent Calendar 2020」の一環として執筆させていただきました。YUKIYA様、貴重な機会を誠にありがとうございました。他の方々の記事も興味深いものばかりですので、ぜひぜひご覧ください。
それでは、さっそく私のこれまでを振り返っていきたいと思います!
VTuberデビューの経緯
私がVTuberの存在を知ったのは2017年の冬。ねこますさんと輝夜月さんの動画がきっかけです。
前衛的なキャラクターに惹かれ、しばらく動画を追いかけていました。
そして2018年に入ると個人VTuberのデビューが増え、その中でも尖った(?)キャラクターの方々を追いかけていました。
このようにしてVTuber好きになった私ですが、もう1つずっと関心を抱いていたことがありました。それが、科学コミュニケーションです。これまでに、教員免許を取得したり、人材育成プログラムを履修したり、実験教室にアシスタントとして参加したりといった活動を行ってきました。
科学コミュニケータの役割や活動は様々です。科学にあまり関心のない人に対してアプローチをする人、関心はあるけれど難しいと感じている人に対して解説をする人等々。私はここで挙げたどちらの役割にも関心を持っていましたが、特に前者の活動はあまり方法が確立されておらず、非常に難しいと感じていました。
もちろん「そもそも関心のない人にアプローチをする必要があるの?」といったご意見もあるかもしれません。しかし、現代の生活において科学は切っても切り離せないものです。だからこそ、正確な知識を得たり科学リテラシーを高めたりすることは重要ですし、それを難しくしている要因(とっつきにくさ等)があるならば取り除きたいのです。
そういった中で「VTuber×科学コミュニケーション」という掛け合わせは有用なものなのではないかと考えました。
そうして、少しずつ準備を始めたのですが、忙しさもあり、なかなかデビューには至らない状況でした。
そして2020年。例のウイルスの影響が日本にも及ぶ中、才媛テス子さんが専門外の方に向けて分かりやすく解説されている姿を拝見し、私の中でVTuberになりたいという気持ちが再燃しました。
また、自宅にいる時間が増えていたこともあり「温めていたVTuberプロジェクトを実行に移すときだ!」と決意し、準備を本格的に開始したのです。
科学コミュニケーションと配信活動
こうした経緯のもと、2020年8月1日にめでたくデビューすることができました🎉✨(この記事の最初にお見せした自己紹介動画は、その際にアップしたものです。)
最初は解説動画をメインとする予定でしたが、現時点では下に挙げた2つの動画しかアップしていません。
現在は配信をメインに活動していますが、その理由は大きく2つあります。
1つ目は、動画制作に恐ろしく時間がかかってしまうからです。1本目の「トキソプラズマ動画」はゴールデンウィークのほぼ全て、2本目の「Party Parrot&カカポ動画」は盆休みのほぼ全てを費やしてしまいました。私の要領の悪さもあるのだと思いますが、動画制作は想像以上に大変なものでした……!!
2つ目は、配信だからこそできる科学コミュニケーションがあると考えているからです。初めにご紹介したサイエンスコミュニケーションについてのnoteや配信で述べたように、科学コミュニケーションにおいて双方向性が重視されてきています。配信では、いただいたコメントをもとにお話をすることができるので、動画に比べてインタラクティブだと感じています。私が視聴者の方に解説するだけでなく、私自身も視聴者の方から学ばせていただいていて、超エキサイティングな配信になっていると私は感じております🎵✨
(ただし、話しているトピックについての理解度は人によって様々なので、会話のレベル感には気をつけなければいけないと感じています。)
また時間が確保できれば、動画制作にも改めて挑戦したいですが、しばらくはこのまま配信メインとなりそうです。
配信企画について
それでは、現在行っている活動について簡単にご紹介していきたいと思います🐤🥝
「あなたの専門、素人の私に教えてください!」では、様々な専門Vの方をお呼びし、その分野についてお話を伺っています。基本的に第2、第4土曜日の21:00~の配信です。「名前を聞いたことはあるけれど、具体的な内容や面白みについて理解できていない文化が多い」と感じていた中で、「せっかく多様な専門や特技を有する方が数多くいらっしゃるV界隈に属しているのだから、直接お話を伺いたい!」と思い立った次第です。これまでに「鍼灸(東洋医学)」「(環境)分析化学」「犯罪学」「タロット占い」といった分野についてお話を伺わせていただきました。
「ゆるゆるさいえんすTalk」では、サイエンスに関する様々なトピックについて、私が軽く調査した結果をもとに視聴者の皆さんとゆるゆるお話しています。これまでに「イグノーベル賞」「科学って何?」「宇宙飛行士になるには?」「はやぶさ&はやぶさ2」といったトピックを取り上げました。
また単発の学術配信企画にも、これまでに何度か挑戦しています。
ノーベル賞の発表があった10月には「物理学賞発表の同時視聴会」「ブラックホール研究(2020年物理学賞)の解説企画」を行いました。(私は大学と大学院で物理学を専攻していました。)
また11月には犯罪学教室のかなえ先生と「学術系Vによるデマ学入門」という企画配信を行いました。
デマについて、かなえ先生が人文社会学的観点、私が数理的観点で解説を行い、視聴者の方々と共にSNSとの適切な付き合い方についてディスカッションしました。多様な視点から1つのトピックについて議論を行うことで自身の視野も広がり、非常に有意義な配信となりました。
そして12月26日(土)21:00~、2020年最後の自枠での配信となる「インターステラー同時視聴会」を行います。
インターステラーは、2017年にノーベル物理学賞を受賞したキップ・ソーン博士が科学コンサルタント兼製作総指揮を務めたSF映画なので、とっても楽しみです😆🎵
また、雑談やゲーム実況、シチュエーションボイスといった活動も行っています。これらについては、半分は私の趣味、半分はもともとサイエンスにあまり関心のない人にも興味を持ってもらうきっかけになればとの思いで行っています。
2021年からは、第2、第4金曜日の21:00~定期ほろ酔い雑談配信も始動する予定です🍶✨
最後に
基本的にてきと~で飽きっぽい性格の私なのですが、VTuber活動はとっても楽しく、これからも細く長く続けていければと考えています。2021年も時間の許す限り、楽しくておもしろいことにどんどん挑戦していきたいと思っておりますので、今後とも末永くよろしくお願いいたします🐤💗(まだの方はぜひぜひチャンネル登録&Twitterフォローいただけますと、とっても嬉しいです✨)
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!