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休職と復職

はじめに


前回の記事の続きです。

1ヶ月半ほど休職していた時、何をして過ごしていたのかを書いていきます。

私の過ごし方は一例ですので、こんな感じだったんだな~という程度で読んで頂けると幸いです。

実はほとんど記憶に残っていないのですが…(汗)


私の休職期間の過ごし方


【休職初日~半月くらい】

家の中にいて布団に横たわっていたり、気が向いたら椅子に座ったりしていました。

何もする気力が湧かなくて、”ただその日を過ごす”という感じでした。

1週間くらいは、必要最低限の家事を行うとスマホで親戚のおばさんに安否確認をしてもらう日々だった気がします。

自分の気持ちを素直に聞いて過ごすことが良かったと思います。今まで無理してきた自分に”ゆっくり休む”という感覚を思い出させる時間になるといいですね。


【休職半月~1か月後】

その後は、アニメをひたすら見ていました。

アニメを見ると”主題歌、歌ってみたいな”と思うようになり、カラオケアプリをインストールして歌を投稿していました。

そのアプリをきっかけに”また人と関わってみようかな”と思うようになりました。

活動を始めると悩みが出てくるもの、Twitterで日頃からお世話になっていた「SNSで話を聞く活動*」をされている方にお話を聞いてもらっていました

*この「SNSで話を聞く活動」とされている方については後日記事にしますね。

負担がかからず少し興味を持ったことをやってみるのもいいかもしれません。ポイントはしんどいなと思ったらすぐやめること、無理をしないことが大事です。


【1か月後以降】

少しずつ活力が出てきた頃、お惣菜やインスタント食品以外のものが食べたいと思い自炊を始めました。ようやくご飯を食べて”美味しい”と思えるようになったことを覚えています。

自分にとってはこの瞬間が「少し元気になったかな?」と思えた場面でした。

⇒特別なことはしませんでした。でも力が余っているなと感じた日は、いつもやっている家事を丁寧にやってみるとか、シャワーから湯船にゆったり浸かってみるとか、小さなことから変化をつけてみるといいかもしれません。


復職について


私は職場の都合があったため、1ヶ月半で復職しました。

正直、”もっと休めるなら休みたかった”と感じました。

どれくらい休職するかは人それぞれですが、「まあ働いてみてもいいかな」と余裕が出てくるくらいがちょうどいいかなと思っています。


復職の方法は職場の上司と相談し、”リハビリ出勤”から始めました。

”リハビリ出勤制度”は存在するのですが、あまり知られていない制度です。

これは、休職期間中に、復職の練習として通勤をしたり社内で過ごしたりすることを意味します。

休職期間中ですので、もちろんお給料は発生しません。

ですので引き続き傷病手当金を頂きながら行っていました。

その後は、時短勤務からフルタイム勤務と労働時間を増やして勤務していました。

ただ、業務内容自体が負担であったことや会社から求められる仕事量が多かったことから続けるのが難しくなり、退職することになりました。



自分の経験から思うこと


復職する際にしておけばよかったなと思うことがあります。

それは、主治医と復職について話し合い、職場に配慮してほしいことや負担になったこと等、伝えたいことを整理しておくことです。

できれば、職場の上司と主治医が直接話をして連携を取れる体制を整えられたら、もっと働きやすかったかなと思いました。

でも、このことを知っていても実際は職場の上司は忙しく主治医と話す時間は取れそうになかったのですが…(苦笑い)

あとは、休職期間が長くとれるなら”リワーク”に参加するのもいいかもしれません。

私は使ったことがないのですが、復職するためのプログラムがあったり様々な専門職の方が支援を行ってくださったりするそうです。

休職期間は孤独を感じ、また働けない自分を責めてしまうこともあります。

ですので、友達でもいいし、SNSで繋がっている人でもいいし、誰かに「そんな自分でも生きてていいよ」と認めてもらえると少し救われる気がします。


長文になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。




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