自分の思いで動くって”生きている”感じがする
最近の私は、新しいことややってみたかったことにあれこれと手を付けています。
日々充実している、楽しいと思える瞬間も増えてきました。
リアルで私を見てくれている人には「表情が明るくなった」
ネットでお付き合いがある方には文章から
「やり取りを始めたころの印象と全然違って感じる。
とても意欲的でイキイキしてる」
というお言葉を頂きました。
いい変化が体にも言葉にも表れてきていることを実感し、すごく”生きているな”と思います。
【過去の私】
思えば昔の私は”何事も自分で物事を決められない人間”でした。
子どものころから食べるもの、着るもの、将来のこと等すべて育ての親である祖父母の言うことを聞いてきました。
※世の中には自分より貧しい方々は大勢いらっしゃるので”衣・食・住”に困っていないことは、感謝しています。
特に祖父の権力は強く、逆らうと面倒なことになるので自分の思いを言うことを避ける習慣が身についていました。
この習慣が大人になった私を苦しめた要因となりました。
就職先で困ったことがあっても、
問題にどう立ち向かったらいいのかわからない。
人に相談するのも本当に言いたいことがうまく伝えられない。
我慢するしかなく体調に異変が出て心が病んでしまう。
仕事を休み、退職することになる。
無職になって
”自分がどうしたいのか”や”やりたいこと”が分からず途方に暮れる。
毎日「死にたい」が口癖になる。
一例として、私の過去の状況を挙げてみました。
自分の思いを言うことがなくなると、自分の思いに気づきにくくなります。
自分の思いがあったとしても、それが「受け入れてもらえるか」「相手に嫌われないか」と心配になり言えなくなりました。
【現在の私】
カウンセリングに通い、自分の思いに気づくことや思いを書いたり言葉に出したりする練習をしたため、少しずつ自分の思いを伝えられるようになってきました。
また、自分の思いで行動してもよいことを知り、少し”生きていてもいいかな”と思うようになりました。
「自分の思いを大切にすることは自己中でも悪いことでもない。生きていくために必要なことである」と私は感じています。
そして、同じような経験もしくはもっとつらい経験をしてきた母親に「自分の思いを大切にして生きてほしい」と強く思います。
母親のことは憎んでいますが、少しだけ母親が抱えてた苦しみを知れた気がします。
誰にも何もわかってもらえないのはとても苦しい、死にたくなるから。
せめて、この苦しみだけでも母親と共有したいと思います。
【まとめ】
今回は、少し自分の過去も交えて記事を書いてみました。
人によっては「こんなことで悩んでいるのか」「もっとつらい人はいるぞ」というご意見もあると思います。そのご意見は間違っていません。
ただ、人によって苦しい・つらいと思うことやその大きさは違うと思います。だから”自分の基準はこれだからあなたも同じでしょ”と自分の型に当てはめて考えてほしくないです。
長くなりましたが、生きていて苦しい、つらい、死にたいを思っている人たちが「生きてもいいかな」「楽しいこともあるな」と思えることがありますように。