『悪役令嬢転生おじさん』は皆を幸せにする物語
この記事は、漫画『悪役令嬢転生おじさん』（上山道郎）が面白いよ！とおすすめする内容となっております。ストーリーの内容にふれるため、少しネタバレになる箇所があります。
普通？のおじさん
『悪役令嬢転生おじさん』は、現代日本の普通のおじさんである憲三郎が、乙女ゲームの悪役令嬢グレイスに転生して、ゲームの登場人物たちと学園生活を過ごす物語です。よくある「悪役令嬢転生もの」というジャンルなのですが、この憲三郎がすごいのです！
憲三郎がどのような人物かというと、
・仕事ができる
・人当たりがよい
・自分にできないことがわかり、対策をとれる
・家族に愛されている
・自分の楽しみも忘れない
などなど…
……めちゃくちゃハイスペおじさんですよね？
普通といえば普通なのですが、それができてるのがすごい！ 憧れます！
登場人物全員に好かれる
普通のハイスペおじさん憲三郎が悪役令嬢のグレイスになったことで、元々の乙女ゲームのシナリオとは異なる展開が巻き起こります。
グレイス=憲三郎による親目線の温かな対応、仕事できる有能さ、オタクゲーマーとしての素質など、様々なイベントを経た結果、登場人物全員がグレイス=憲三郎を好きになります。元のゲームのシナリオが今後どうなっていくのか知る由もないですが、こういうみんなが幸せになる話は私に沁みるのです！
読者（私）も嬉しい
グレイス=憲三郎は、なぜゲーム世界に転生してしまったのか、なにをすべきなのかわかっていませんが、転生生活を存分に楽しんでいます。老眼を気にせず本を読んで勉強したり、魔法の特訓をしたり、ゲーム本来の主人公アンナの成長を見守ったり。読者（私）が若返ったら・異世界転生したらやりたいことをやってくれているのが嬉しいです。憲三郎、存分に楽しんでくれ〜！
まとめ 中年の心に刺さる
振り返ると「憲三郎すごい」しか言ってない気もしますが、 『悪役令嬢転生おじさん』はとても面白い作品です。特に私のような中年の心に刺さります。みなさんも読んでみてください！
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